「ネイルオブザイヤー2024」に、作家・三浦しおんさんが選ばれました。11月25日(月)に刊行される最新作『ゆびさきに魔法』は、ネイリストを主人公とする作品です。
三浦しおんさんは、2006年の直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』や、2012年本屋大賞受賞作『舟を編む』など、数々の話題作を発表している人気作家です。
『ゆびさきに魔法』は、三浦しおんさんが得意とする「お仕事」小説の王道ともいえる作品で、ネイルサロンを舞台に、人々の暮らしに彩りを添えるネイリストたちの物語が描かれます。
主人公の月島美佐は、ネイルサロン『月と星』を営んでいます。彼女は、爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる、ネイルの魔法を信じています。
サロンには、様々な悩みを抱えた人々が訪れます。巻き爪に苦しむ居酒屋の大将、子育てに追われるママ、ネイル愛を隠さなければならない国民的大河男優など、それぞれが抱える問題や願いを、美佐は丁寧に寄り添い、爪を通じて癒しを与えていきます。
新米ネイリストの大沢星絵と共に、美佐は今日も『月と星』で、お客様の爪に魔法をかけていきます。
「ネイルオブザイヤー2024」の授賞式は、11月25日(月)12:00から「東京ネイルエキスポ2024」会場内で行われます。三浦しおんさんは、両日ともにイベントに参加し、トークショーやサイン会も予定されています。
ネイルを愛する人、小説ファン、そして人生に彩りを求めるすべての人にとって、見逃せないイベントです。ぜひ足を運んでみてください。