事前決済で宿泊者の利便性を向上する「tripla Book」
宿泊予約システム「tripla Book」を展開するtripla株式会社が、フィリピン国内においても事前カード決済のサービスを開始しました。これは、オンライン決済代行サービス「Maya」との新しい連携によって実現したもので、フィリピンの宿泊施設でもスムーズな決済が可能になります。
システムの現状と海外展開
triplaは日本を含む9ヶ国で、合計3,369件の宿泊施設向けに「tripla Book」を提供しています。すでに事前決済機能は日本、韓国、台湾、インドネシア、タイで導入されており、「tripla Book」での予約の約20%が事前決済を利用しています。この決済方法の導入により、宿泊者はチェックイン・チェックアウト時の手続きをスムーズに行えるため、より快適に滞在を楽しむことができます。
フィリピン市場への参入
フィリピン市場は、4,000万人以上のユーザーを持つ「maya」を通じて開かれました。これにより、宿泊者は事前決済を利用できる国が広がり、旅行の利便性が高まると期待されています。宿泊施設側にとっても、事前決済の導入は業務効率化やキャンセル料の取りこぼしを防ぐというメリットがあります。
tripla Bookの特徴
「tripla Book」は、宿泊施設の公式サイト専用の予約エンジンで、宿泊者はわずか3ステップで予約を完了できます。さらに、8言語、33通貨に対応しており、インバウンド需要にも積極的に応えています。また、最安値を表示できる「ベストレート機能」や、Googleの検索結果に自社価格を掲載する「Googleホテル広告連携」など、宿泊施設の自社予約率向上に寄与する多彩な機能が備わっています。これに加え、会員獲得やリピーターの利用促進を後押しする機能も充実しています。
さらなる取り組み
今後もtriplaでは、各国の決済サービスとの連携を強化し、事前決済の利用比率向上を目指していく考えです。宿泊施設の業務を効率化し、宿泊者により良い体験を提供するための取り組みを進めていきます。
会社概要
トリプラは、宿泊業界に特化したSaaS型サービスを提供し、2017年のAIチャットボット「tripla Bot」以来、予約システム「tripla Book」やマーケティングオートメーションサービス「tripla Connect」、広告運用代行サービス「tripla Boost」を展開しています。2022年には東京証券取引所に上場した実績もあります。
「tripla Book」は、宿泊者にとっても宿泊施設にとっても大きな利便性を提供するための取り組みを引き続き拡大していくことでしょう。
お問い合わせ
- - 【会社名】tripla株式会社
- - 【所在地】東京都新宿区西新宿4丁目15−3 住友不動産西新宿ビル3号館
- - 【設立】2015年4月15日
- - 【資本金】8億6,500万円(2025年4月末時点)
- - 【代表取締役CEO】高橋 和久
- - 【代表取締役CPO兼CTO】鳥生 格
- - 【URL】tripla.io
今後の展開から目が離せません!