2万人のシェフがつなぐ新たな海外採用支援サービス『シェフリンクグローバル』が登場

飲食業界に新風を巻き起こす『シェフリンクグローバル』の誕生

株式会社シェアダインは、飲食事業者向けの海外採用支援サービス『シェフリンクグローバル』を新たに発表しました。このサービスは、日本国内に在籍する約2万人のシェフネットワークを通じて、海外に進出する飲食業者と料理人とのマッチングを行います。日本食の人気上昇に伴い、海外における日本食レストランは年々増加の一途をたどっていますが、それに伴い料理人の確保はますます難しくなっています。『シェフリンクグローバル』は、こうした課題を解決し、料理人にグローバルなキャリアの機会を提供することを目的としています。

料理人の海外進出を後押し

近年、日本食レストランは海外でも急激に増加し、その成長を支えるために多くの料理人が求められています。実際に、シェアダインが実施した調査によると、約90%の料理人が「海外で働きたい」と回答しており、彼らのキャリア意欲が高まっています。これに対し、国内の飲食業が海外に進出する際の人材不足が深刻な問題となっています。『シェフリンクグローバル』は、料理人と飲食事業者のニーズを汲み取ったマッチングを行い、効率的に人材を結びつける役割を果たします。

様々なサポート機能

シェフリンクグローバルの主な特徴として、以下のようなサポート機能が挙げられます：

- 即戦力シェフのマッチング：登録されたシェフの活動履歴や評価を利用し、事業者のニーズに応じたシェフを効果的にマッチングします。
- 通訳・契約サポート：越境採用に必要な手続きや契約についてもサポートし、スムーズな採用活動を実現します。
- 将来的な展望：今後、海外からのシェフを日本に招聘する際のサポートや、ビザ取得に関する支援も展開する予定です。

山下春幸氏の顧問就任

さらに、国内外で活躍する著名なシェフである山下春幸氏（HAL YAMASHITA 東京本店エグゼクティブシェフ）が、シェアダインの顧問に就任しました。彼の豊富な経験と知見を基に、料理人の育成や業界全体の活性化に貢献することが期待されています。山下氏は、自身のコメントにおいて「世界の食市場は国境を越えた交流が当たり前になっている」とし、シェフリンクグローバルが料理人と飲食事業者をつなぐ重要な役割を担うことを強調しています。

シェアダインのビジョン

シェアダインは、2017年に設立されて以来、料理人向けのグローバルなキャリアプラットフォームを運営しています。日本発のグローバルキャリアプラットフォームとして、持続可能な食産業の構築を目指し、料理人一人ひとりが自由にキャリアを築ける環境の整備に取り組んでいます。

今後、『シェフリンクグローバル』を通じて、全国そして世界各国の料理人に新たなキャリア機会が提供されることが期待されます。食を通じて国境を越えた人材流動を促進し、さらなる国際的な食文化の発展に寄与していくことでしょう。