男女が共に疾走する感動の瞬間
世界初、全員が1型糖尿病を抱えるプロサイクリングチーム「チーム ノボ ノルディスク」が、2024年10月に栃木県宇都宮市で開催される「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」に出場することが決まりました。この大会はアジアで最高位の自転車ロードレースとして知られ、今年で31回目の開催を迎えます。
宇都宮ジャパンカップの魅力
「宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」は、国際自転車競技連合(UCI)公認のプロシリーズとして注目されています。トップ選手たちが集結し、毎年多くのファンが訪れるこの大会は、特に今年の10月20日(日)に行われる144.2kmのサイクルロードレースが見どころです。コースは10.3kmの周回路を14周する山岳コースとなっており、観客は選手たちの走りを間近で楽しむことができます。
今回、チーム ノボ ノルディスクは9回連続でこの大会に出場します。メンバーは以下の6名で構成されていますが、体調等の理由により変更の可能性もあります。
- - ハミッシュ ビードル
- - サム ブランド
- - クィンティン デ グレーヴ
- - アントン ミュラー
- - ダヴィ ロサーノ
- - ネイサン スミス
健康と自転車競技の両立
「チーム ノボ ノルディスク」は、1型糖尿病とともに生きるアスリートたちで構成されており、彼らの参加は多くの人々に勇気を与えています。CEOのフィル サザーランド氏は、糖尿病を管理しながらレースに挑むことで、同じ病を抱える人々に希望を届けたいと考えています。彼らのミッションは、糖尿病と共に生きる人々を応援し、治療に取り組む姿勢を示すことです。
ノボ ノルディスクのブース出展
大会期間中、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は10月18日(金)と20日(日)の2日間、オリオンスクエア及びサイクルロードレース会場においてブースを出展する予定です。ブースでは、チームの紹介パネルや、カナダブランドのロードバイク「ARGON18」のバーチャルライド体験が用意されています。参加者は実際に使用されるバイクに試乗し、その性能を体感することができる貴重な機会です。
さらに、ブースでのクイズに答えた方には、ノボ ノルディスクオリジナルのサコッシュがプレゼントされる予定です。この催しはすべての参加者に無料で開放され、誰でも気軽に楽しむことができます。
糖尿病の理解を深める
糖尿病は慢性の高血糖状態を特徴とする代謝疾患です。1型糖尿病は自己免疫反応によってインスリンが欠乏することで発症し、患者たちには困難な病として知られています。この疾患に対する理解を深めることは、チーム ノボ ノルディスクが目指す重要なポイントでもあります。彼らの活動を通じて、糖尿病に対する認識が広まり、さらに多くの人が励まされることを期待しています。
最後に
ぜひ「2024宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」にて、チーム ノボ ノルディスクの挑戦をご覧いただき、心の支えとしてください。大会の詳細は公式ウェブサイト(
https://www.japancup.gr.jp/)をご確認ください。