大阪ガス、健康経営で評価を受け続ける
大阪ガス株式会社は、経済産業省と東京証券取引所が共同で選出する「健康経営銘柄」において、3年連続で選ばれるという栄誉を手にしました。また、健康経営に関する優良な取り組みが評価され、8年連続で「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定されています。この両者の選定は、投資家にとって魅力的な企業であることの証明でもあります。
健康経営銘柄について
「健康経営銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、特に優れた健康経営を実践している企業に与えられます。その選定基準は、企業がどのように従業員の健康を重視し、持続可能性を追求しているかに焦点をあてられています。大阪ガスはその評価において、常に最前線にいることが証明されました。
健康経営優良法人(ホワイト500)とは
一方で、「健康経営優良法人」は、地域の健康課題に基づく取り組みや、日本健康会議が進める健康増進活動をもとに認定されるもので、大規模法人部門において上位500社が選ばれます。大阪ガスはその中でも連続して認定を受けており、その取り組みの成果が称賛されています。
大阪ガスの健康経営への取り組み
大阪ガスは、従業員の健康づくりに1970年代から力を注いできました。健康や安全を企業の基盤と位置付け、継続的な健康施策を実施しています。その中で特に注目すべき点は以下の通りです。
- - 健康開発センターの設置:社内に健康開発センターを設け、定期健康診断を実施した際には、受診者全員にその日のうちに結果説明を行います。検査結果に基づいたアドバイスや保健指導も行い、従業員の健康改善をサポートしています。
- - 経年データを活用した健康課題の把握:定期健康診断の結果等から、従業員の健康に関する課題を把握し、予防に向けた取り組みを強化しています。これにより、従業員が健康であることを維持し、企業全体の生産性向上にも寄与しています。
- - ヘルシー7による健康促進:「Daigasグループ健康経営宣言」に基づいて、健全な生活習慣を促進するため、「行動指針“ヘルシー7”」を設定しています。この指針は、体重、食事、運動、飲酒、禁煙、睡眠、ストレスといった7つの項目に基づいており、従業員の生活習慣改善を目指す活動を展開しています。
今後の展望と目指す職場
大阪ガスは、今後も従業員が元気に働き続けられる職場環境を整え、健康経営の取り組みをさらに進化させていく方針です。健康は個人の満足だけでなく、企業全体、さらには社会全体の活力に繋がる重要な要素であると認識されています。健康経営を実践し続けることで、大阪ガスは持続可能な社会の実現に貢献し、その責任を果たしていくことでしょう。
このように、大阪ガスの健康経営への取り組みは、企業の倫理と価値を高めるだけでなく、従業員や地域社会の健全な発展にも寄与しています。今後の活動にも期待が高まります。