イタリア医学部予備校が語る2025年度合格体験記
イタリアの英語で学べる医学部進学を専門とする「イタリア医学部予備校」が、2025年度の合格体験記を公開しました。運営を行うのは、東京都港区に本社を構えるMED ITALY株式会社。合格者数は国公立18名、私立89名に上りますが、今回の体験記では、実際に合格した学生の声を紹介します。
イタリア医学部の魅力
昨今、イタリアの医学部に進学希望者が増えている理由として、学費の安さ(国公立で約30万円、私立で約300万円)、教育の質の高さ、そして英語で医学が学べる環境が挙げられます。特に、年齢制限がなく、社会人でも受験しやすいという点が、数多くの日本人学生に支持されています。
合格者の声:竹山有須さんの体験
今回紹介するのは、カトリカ大学に合格した竹山有須さんのエピソードです。アメリカの大学でPre Medを専攻した後、外国籍という理由や高額な学費が大きな壁になっていることに気づいた竹山さん。そのため、別の選択肢を探していたところ、YouTubeでイタリアの医学部に出会いました。特に、カトリカ大学にはアメリカのメディカルスクールに編入できる制度があり、竹山さんはここを本命として受験勉強を始めました。
不安と緊張感
竹山さんは、近年のイタリアの医学部の人気上昇に伴い、受験難易度が上がっていることを知り、不安を感じていました。カトリカ大学の過去問題を調べると、理系科目に加え、ヨーロッパの常識やカトリックに関する問題も出題されることを知り、果たして自分が十分に対策できているのかという心配が募りました。試験当日まで緊張感を持ち続けていた竹山さんですが、その不安を乗り越え、見事合格を勝ち取りました。
カトリカ大学での学び
カトリカ大学すぐ近くには、Gemelli病院があり、臨床教育の場としても利用されています。他にも、成績優秀者にはアメリカのThomas Jefferson大学へ編入できるチャンスが待っており、学費も通常の進学ルートより抑えられるため、非常に魅力的な環境です。竹山さんは「世界各国から集まる仲間と学ぶのは刺激的で、医学を学ぶ上で恵まれた環境だと感じています」と語ります。
未来の受験生へのメッセージ
竹山さんは、「イタリアには英語で学べる医学部が増えているが、その中でも学費が安く、食べ物も美味しいところに大きな魅力があります。歴史的な観光地も多く、日常生活の中で多くの刺激に触れることができる」と述べます。また、遠い国という不安もあるかもしれませんが、「実際には治安が良く、安心して暮らせています」と、海外留学の魅力を力強く伝えています。
イタリア医学部予備校のサポート
イタリア医学部予備校では、受験を希望する日本の学生に最新の大学情報を提供し、合格者の実体験や留学に関するさまざまなサポートを行っています。また、無料の個別相談会も実施しており、直接話を聞いてみたい方はお気軽に申し込むことができます。
今後も、イタリア医学部予備校は海外医学部進学を志す学生やその保護者に対して、信頼できる情報と支援を提供し続けていくことを目指します。