映画『万事快調<オール・グリーンズ>』の主演に南沙良
俳優の南沙良が、波木銅原作の映画『万事快調<オール・グリーンズ>』で主演を務め、主要キャラクターの朴秀美役を演じることが発表されました。南は、ラッパーを夢見ているものの、居場所を求めて苦悩する主人公を生き生きと表現します。本作は、松本清張賞を受賞した同名小説が原作で、ユーモアと独特な文体が光る作品として注目されています。
監督は、近年公開された『猿楽町で会いましょう』が話題を集めた児山隆氏が担当し、2026年に公開予定。南が演じる朴秀美は、孤独を抱えた高校生で、彼女の成長を描く物語が展開されます。
南沙良の演技力に注目
南沙良は23歳。最近では、NHK大河ドラマ『光る君へ』での多面的な演技や、映画『愛されなくても別に』での主役を演じたことで、その演技力が広く認められています。『万事快調<オール・グリーンズ>』では、彼女のキャリアの中で新たな挑戦となる役どころを果たします。
彼女は、朴秀美というキャラクターについて「何ひとつ快調じゃない日常の中で、乾いた感情は不安や閉塞感を助長させる」とし、作品を通じて、観客に力を与えたいという思いを語っています。彼女の声には、自身が演じる役に強い共感を感じている様子が伺えます。
物語の概要
本作では、朴秀美と彼女の友人たちが、未来の見えない町での夢を追いかけるストーリーが描かれています。彼女たちは、「オール・グリーンズ」という同好会を結成し、夢を叶えるための冒険を始めます。児山監督の手により、今までの学園ドラマとは一線を画した青春映画の誕生が期待されます。
秀美や美流紅らが放つ「どこかへ行きたい」「なりたい自分になりたい」という感情は、多くの人々に共感を呼び起こすでしょう。南沙良が表現する主人公を通じて、観客は自分自身の夢や希望を再認識することができるのではないでしょうか。
期待が高まる公開日
映画『万事快調<オール・グリーンズ>』は、2026年公開予定です。南沙良の新たな一歩を楽しみに待つ多くのファンにとって、この作品は期待が高まる一作となること間違いありません。さらに、「Stranger」という主題歌も注目の作品となることでしょう。
南沙良は、これまでの演技に加えて、朴秀美役を通じて新たな魅力を発見させてくれることが予想されます。同世代はもちろん、青春を経験した全ての人々に共感を呼び起こす、感情溢れる作品に仕上がることでしょう。公開が待ち遠しい映画『万事快調<オール・グリーンズ>』に、ぜひご期待ください。