愛犬愛猫のために進化するペットフード工場の新たな拠点

プレミアムペットフード産業において、近年需要が急増しています。それに伴い、マーケティングパートナー株式会社は、同社のオリジナルブランド「POCHI」や「tama」に関する生産拠点を拡大し、新たに埼玉県さいたま市岩槻区に「ペットウエルネスクリエイティブセンター（PWCC）」を設立しました。これは、犬や猫用のプレミアムフードを専門的に開発・生産する工場であり、4月1日から本格稼働する予定です。

移転後の工場は、以前の施設に比べて敷地面積が倍増し、生産能力も大幅に向上しました。ひと月の出荷量は従来の223％増に当たる600トンにもなります。この新拠点では、最新型の大型充填包装機が導入されており、生産効率が飛躍的に改善されています。具体的には、旧拠点の出荷可能量268.4トンから、新拠点では600トンを目指すことができるようになります。

また、商品品質の維持をさらに強化するために、「ふるい型選別機」や「金属探知機」が新たに導入され、厳格な検品体制が整いました。これにより、消費者に安心して提供できる製品の品質が確保されるだけでなく、生産過程においても最新技術を取り入れることで、効率的な生産が行われます。

衛生管理においても、専用の保管室や高度な防虫・防塵対策を施した物流倉庫があり、外気の侵入や温度ロスを防ぐために、高速シャッターとエアーカーテンが導入されています。この徹底した衛生管理は、愛犬や愛猫の健康をしっかりと守るために不可欠です。

新工場「ペットウエルネスクリエイティブセンター」では、オリジナルのペットフードやサプリメントを豊富に取り揃え、従業員の数も60人以上に達します。彼らは全員が愛犬や愛猫の幸せを第一に考え、製品の開発から生産まで関わり、真心をこめて商品を作り上げています。

「POCHI」は、1998年に設立され、プレミアムドッグフードのセレクトショップとしてスタートしました。以来、品質や栄養バランスにこだわった商品を提供し続け、現在では多くの犬の飼い主から信頼されています。また、「tama」は、2014年に創業したキャットフード専門店であり、猫本来の食生活を追求し、健康のためのオリジナル製品を展開しています。

いずれのブランドも、ペットフードに関する知識が乏しかった創業当初から始まり、今や多くの愛犬家や愛猫家にとって、なくてはならない存在となっています。特に「POCHI」においては、商品の原材料の詳細な表示や、栄養成分の明示がなされており、消費者は安心して商品を選ぶことができます。このように、消費者との信頼関係を築くことで、より多くの愛犬・愛猫の健康を支えることを目指しているのです。

新拠点の開設を通じて、今後ますます充実した製品ラインを提供し続け、愛犬・愛猫の幸せを実現するために努力を重ねていくことが期待されます。生産品質向上への取り組みや、ペットフード業界のリーダーとしての信念を持つ「POCHI」と「tama」が、どのように未来のペットフード市場に影響を与えていくのか、今後の展開が注目されます。