菊地流架の個展「Impromptu」開催
7月18日(土)、CIBONE CASE(銀座)にて、岡山県を拠点に活動する作家・菊地流架の個展「Impromptu」が始まります。本展では、彼が製作する真鍮製のカトラリーや日用品が多数展示され、独自の感性と技術が光る作品をご覧いただけます。
ものづくりの原点
菊地氏のものづくりの始まりは、彼の父の仕事を手伝うことからスタートしました。その経験が彼の作品に与えた影響は計り知れません。長年にわたり日用品を制作する中で、彼は「作り手としての手の痕跡を作品に刻みたい」という思いを強め、真鍮の作品にその思いを込めています。
左に展示されるのは、プレート04(価格:¥24,200)とボール02(価格:¥48,400)。エッチング技法によって描かれた美しいラインが特徴で、使うことを通じて日常に寄り添う存在感を醸し出しています。
技術と自然の調和
展覧会に出品される作品群は、意図的な装飾や自己表現を超え、受け継がれた技術や自然との一体感から生まれたものです。たとえば、もあび05(価格:¥55,000)、コクタン01(価格:¥12,100)、コクタン02(価格:¥66,000)といった作品は、日常の中での違和感と馴染みを見事に表現しています。
展示作品の魅力
これらの作品は、確かな技術をベースに、新たな表現を探求する菊地氏の歩みを反映しています。日用品を通じて培われた彼の技術は、これからの時代においてどのような新しい景色をもたらすのか、ぜひ現地で体感してほしいです。
トークイベントの開催
個展の初日である7月18日(土)には、菊地氏と親しいジャーナリスト・猪飼尚司氏によるトークセッションが15:00から行われます。このセッションでは、作家の強いものづくりへの情熱や柔軟な発想の背景について、二人で語り合います。ものづくりの原点から現在の創作活動に至るまでの深い話が聞ける貴重な機会です。
作家プロフィール
菊地流架(きくち るか)
1983年岡山県生まれ。2000年より父の影響でアクセサリー製作を開始、2006年からカトラリーの制作に移行しました。2010年に自らのブランド「Lue」を立ち上げ、現在はカトラリーだけでなく、アクセサリーや生活雑貨、アートオブジェの製作も手掛けています。
猪飼尚司(いかい ひさし)
名古屋出身で、パリでジャーナリズムを学んだ後、日本に帰国しフリーランスの編集者兼ライターとして活動。デザインや工芸を中心に取材し、執筆活動を行っています。多数のメディアに寄稿し、クリエイターとの協業も行っています。
展覧会情報
- - 会期:2026年7月18日(土)〜 8月2日(日)
- - 時間:10:30〜20:30
- - 場所:CIBONE CASE(銀座)
〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F
東京メトロ 銀座駅 A3出口より徒歩2分
- - トークイベント:7月18日(土)15:00〜(入場制限あり)
菊地流架の真鍮の日用品の魅力が溢れる「Impromptu」。彼の作品を通じて、新たな視点で生活を再考してみる機会になることでしょう。