ジャンカラが新たなカラオケルームを導入
カラオケチェーン「ジャンカラ」は、全国に180店舗を展開し、西日本で最大規模を誇る企業です。最近、京都芸術大学環境デザイン学科の在学生を対象にした「あってほしいカラオケルーム」コンペティションを開催し、その結果、2つの独創的なカラオケルームが実店舗に採用されることが決定しました。この取り組みは、ジャンカラが提供するカラオケ体験を一新することを目的としており、若者やカラオケ愛好者に新たな楽しみを提供します。
コンペティションの概要
このコンペティションは、学生の斬新なデザインやアイデアを具現化し、固定概念に捉われない新しいカラオケルームの試みを行うことを目的としています。応募の中から選ばれた受賞作品は、「ジャンカラ湯ルーム」と「大阪のおばちゃんルーム」の2つです。
ジャンカラ湯ルーム
「ジャンカラ湯ルーム」は、銭湯のリラックスした雰囲気を取り入れたカラオケルームです。受賞者の小畑友紀さん(建築・インテリア・環境デザインコース3年生)は、湯リラックス空間をコンセプトに、SNSで注目されている銭湯ブームを背景にデザインしました。
>「歌いたくなるところといえばお風呂です。」
>「統一感のある小道具や通路、スタッフのユニフォームなども提案しました。」
このルームは、利用者が安心してくつろぐことができ、歌いながらリラックスできる空間を提供します。
大阪のおばちゃんルーム
もう一つの受賞作「大阪のおばちゃんルーム」は、大阪特有の文化をテーマにしたカラオケルームです。受賞者の森田可友葉さん(環境デザイン学科4年生)は、ヒョウ柄の服を着た大阪のおばちゃんたちに囲まれているかのような楽しい空間を創造しました。
>「大阪のおばちゃんに集まってもらって、服を着て一緒に写真を撮ってほしい。」
>「自分のアイデアが実現できて本当に嬉しいです。」
このユニークな赤裸々な空間は、大阪文化の魅力を体験できる特別な体験を提供します。
今後の展望
ジャンカラでは、受賞者へ賞品として年間無料パスポートを贈呈し、これからも新しいカラオケ体験を提供するプロジェクトを展開していく予定です。これらの新ルームの導入時期は現在未定ですが、将来的な計画として、ジャンカラは独創性と顧客満足度を高めるために、常に革新を追求しています。
株式会社TOAIについて
ジャンカラを運営する株式会社TOAIは、エンターテインメント事業を幅広く展開しており、カラオケにとどまらず、フィットネスや飲食業まで多岐にわたるサービスを提供しています。彼らのビジョンは、全世界のお客様に素晴らしい体験を提供することであり、常に進化を続けています。
これからもジャンカラの新しい取り組みに注目が集まる中で、どのようなカラオケ体験が待っているのか期待が高まります。これからも、学生たちのアイデアがどのようにカラオケ業界を変えるのか、その動向から目が離せません。