大阪・関西万博の注目コンテンツ「砂ンプラリー」
大阪・関西万博での参加型コンテンツ「砂ンプラリー」が話題を呼んでいます。このコンテンツは、参加者が鳥取県を代表する観光資源である「鳥取砂丘」の砂をテーマにしたパビリオンを巡るスタンプラリーです。万博の魅力を広めるために、鳥取県は「サンド・アライアンス」を飲むパビリオン同士で連携し、さらなる盛り上げを図っています。
鳥取県ゾーンの魅力
鳥取県のブースは「鳥取無限砂丘」をテーマに砂が敷き詰められ、訪れる人々に独自の体験を提供します。また、多彩な展示や文化を通じて、鳥取の自然や食文化も紹介されています。このゾーンでは、来場者は虫眼鏡型デバイスを使って、砂の上を歩くことで特産物や観光地を知ることができます。
万博おばあちゃんの挑戦
「サンドおばあちゃん」として知られる山田外美代さんは、3週間前に始まった「砂ンプラリー」に挑戦しました。7月23日には8つのパビリオンを制覇し、その後鳥取砂丘ビジターセンターを訪れ、念願の9つ目のスタンプを押印。彼女の挑戦は話題を呼び、多くの人が「砂ンプラリー」に参加するきっかけとなっています。
彼女は早朝9時半からスタートし、「サウジアラビア王国館」や「EU館」などの人気パビリオンを次々と攻略。効率よくパビリオンを回るためのコツも持っているため、短時間で多くのスタンプを集めました。
砂ンプラリーの楽しみ方
「砂ンプラリー」は西日本の文化や自然を再発見する良い機会です。スタンプを集めることに加え、各パビリオンでの文化交流や展示鑑賞が楽しめます。さらに記念品交換所でスタンプが集まった公式パスポートを持参すれば、特製記念品も入手可能です。
鳥取の文化を広める取り組み
鳥取県ゾーンは、まんが王国とっとりをテーマに、地域の文化や観光地を訪れる方に大きな感動を与えています。特に、県出身の漫画家たちの作品を紹介するコーナーや、独自の砂に触れる体験は多くの来場者に支持されています。
「サンドおばあちゃん」の成功は、万博の地域連携や観光推進の一環として重要な役割を果たしているのです。これからも彼女の挑戦や「砂ンプラリー」が広がっていくことを期待しています。