TOKYO EDUCATION LAB × 上川町の教育旅行
株式会社TOKYO EDUCATION LABが、北海道上川町と共同で新たな「スポーツ共創型地域探究修学旅行」を企画・実施しました。この取り組みは、地域性を活かした教育のあり方を追求するもので、実際に体験を通じて地域への理解を深めることが目的です。
1. プログラムの背景と目的
本プログラムは、スポーツをテーマに、企業や地域の多様なステークホルダーと共同で探究授業を行います。高校生たちは地域の特性を理解し、アクションプランを考えることを通じて、実際に上川町を訪問し、地域との交流を深めます。これにより、地域社会にとって新たな「感動人口」を生み出すことを目指しています。
2. 上川町の魅力とは
上川町は「日本一オープンイノベーションな町」として知られ、企業や団体との共創を積極的に進めています。この町は、「感動人口、1億人」というビジョンのもと、さまざまな新しい挑戦を行い、特にスポーツを活用した町づくりに注力しています。昨年からは、Baseball5を核とした地域主導の「Big Snow Cup」をのイベントも開催しており、地域の活性化に貢献しています。
3. 探究型修学旅行の実施
この探究型修学旅行は、駒場学園高等学校の2年生40名を対象に実施され、プログラムは約10カ月にわたって展開されました。2025年1月から始まるこのプログラムでは、上川町の魅力や地域課題を学び、生徒たちの主体的な探究を促進します。事前学習では、地域の事業者や協力隊から直接知識を得る機会も設けられています。
プログラムの最大の見所は、実際に上川町を訪れ、地域事業者との交流や自然フィールドでのワークショップを通じて、体験を深める点です。生徒たちは、Baseball5の実践を通じて地域とのつながりを実感し、学びの意義を高めます。
4. 今後の展望と期待
TOKYO EDUCATION LABは、探究学習型修学旅行の実施を通じて、生徒たちの可能性を広げ、地域との絆を強化することを目指しています。この取り組みは、将来のキャリア選択における経験を豊かにすることも意義の一つです。
上川町でもこのような教育旅行を積極的に受け入れ、全国の若者との接点を増やしながら、魅力的な地域づくりを行うことに期待が寄せられています。若い世代の新たなアイデアは、地域の活性化を促進する原動力となるでしょう。
5. 連携企業の声
このプログラムに関して、TOKYO EDUCATION LABの代表金井氏は「スポーツの力を通じて学生が主体的に学ぶ場を提供することが重要で、地域との共創が新しい関係性を生み出す」と述べています。一方、上川町の三谷さんは「高校生の皆さんの視点が大きな刺激となり、地域の魅力を再発見する機会となった」と感謝の意を表しています。
このように、TOKYO EDUCATION LABと上川町の共同プロジェクトは、教育と地域活性化の新しい形を追求することを目指しています。今後もさらなる発展と多くの感動を通して、地域社会と教育の接点を作り出していくことでしょう。