20年ぶりに秘仏が御開帳！あわら市の畝畦寺の魅力を探る

20年ぶりの御開帳！あわら市の畝畦寺

あわら市坪江地区に位置する「補陀洛山畝畦寺」では、令和7年6月7日（土）と8日（日）の2日間にわたり、秘仏「銅造千手観音立像」の御開帳が行われます。これは20年振りとなる貴重な機会で、多くの人々がこの静かな山あいのお寺を訪れ、普段は目にすることができない観音像と対面することができます。

畝畦寺の歴史

畝畦寺は、奈良時代に泰澄大師によって創建された由緒ある寺院で、その霊験は朝廷に認められました。平安時代や戦国時代にはともに栄華を誇り、「宇根千坊」と称されるほどの規模を持っていましたが、戦乱の影響を受け一時姿を消すことになりました。しかし、地元の人々の努力により、本尊は守られ、33年に一度の開帳という形で信仰が引き継がれ続けています。

特別な御開帳の情報

今回の御開帳は、普段は非公開の秘仏を間近で拝むことができる貴重な機会です。日中は9時から15時まで開放されており、自然豊かな環境の中で、心静かに観音様と対峙することができます。この様な体験は、信仰や文化に触れる貴重な機会であり、多くの訪問者にとって特別な思い出となることでしょう。

交通アクセス

「補陀洛山畝畦寺」へのアクセスにはあわら市牛ノ谷の臨時駐車場を利用し、数量限定で運行される送迎バスを利用するのが便利です。自家用車で直接の来訪は控えるようにお願いされていますので、事前に交通手段を確認しておくことが重要です。送迎バスの詳細については、あわら市郷土歴史資料館のホームページをチェックしてください。

あわら市の魅力

福井県あわら市は、全国幸福度ランキングで5回連続1位を獲得した実績を持つ地域です。温泉地として名高いあわら温泉をはじめ、自然景観や文化も豊かで、金津地区や北潟湖、吉崎・細呂木地区など、多様な魅力が詰まっています。訪れる人々がリフレッシュできるだけでなく、地域の人々の温かさにも触れることができるでしょう。

また、あわら市では、地域の魅力を伝えるための感幸プロモーション動画が公開されており、観光や地域の活動が盛りだくさんです。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。