アートとサイエンスの融合を探るトークセッション
資生堂ギャラリーで魅力的なイベントが間もなく始まります。「髙田安規子・政子Perspectives」と題された展覧会に関連するトークセッションが、2025年9月12日(金)に開催されます。このセッションでは、アーティストである髙田安規子さんと政子さん、そして資生堂の岡﨑俊太郎主任研究員が一堂に会し、アートと科学の相互作用について深く掘り下げます。
アーティストの視点
髙田安規子さんと政子さんは、一卵性双子のアーティストユニットとして知られており、日常的な素材を用いて時間や空間の「スケール」をテーマにした作品を制作しています。彼女たちの作品は、数学や物理学のアイデアを取り入れながら、緻密な手仕事によって生み出されるもので、自身の独特な感性を表現しています。トークセッションでは、彼女たちがどのようにアートを通じて物事を捉えているのか、そのプロセスや意図について語ります。
サイエンティストの視点
一方、岡﨑研究員は心理学や神経科学を専門とし、近年では「AWE体験」に関する研究に取り組んでいます。彼は、アートが心や脳に与える影響を探求し、感覚的な体験がもたらす美しさに迫る映像の開発をリードしています。彼の研究は、アートとサイエンスの融合の先駆けとも言えるものであり、トークセッションでは、この独創的な視点から「見る」という行為についての新しい洞察が提供されることでしょう。
トークの内容
「Art Meets Science / Science Meets Art」と名付けられたこのセッションでは、アーティストとサイエンティストが一緒に、観ることの意義や、個と全体の関係など、異なる視点からさまざまなトピックについて対話を交わします。この場は、アート鑑賞をより深く楽しむためのものであるだけでなく、ものづくりやクリエイティブな活動に関わる方々にとって、大いに刺激となることでしょう。
イベント詳細
- - 日時: 2025年9月12日(金)17:00~18:30(開場は30分前)
- - 会場: 資生堂銀座ビル7Fインスピレーションホール、東京都中央区銀座7-5-5
- - 定員: 40名(事前申込制、先着順)
- - 参加料: 無料
- - 申込み: Peatixにて事前登録が必要
Peatix申込みページ
参加をご希望の方は、早めに申し込むことをお勧めします。アートと科学の新たな出会いを一緒に体験し、感性を磨く貴重な機会となることでしょう。アートに興味がある方も、科学に興味がある方も、どうぞお見逃しなく!