日本総合施設がホワイト企業の最高評価「S判定」を獲得
日本ホワイト企業審査協会(JWJ)は、企業の労働環境が健全であるかを評価する活動を行っています。同協会のホワイト企業判定は、237項目にわたる厳密な基準に基づいており、これを通じて企業が持つ社会的価値の向上を目指しています。このたび、株式会社日本総合施設が前回の「A判定」から一段階上昇し、喜ばしいことに「S判定」を取得しました。
日本ホワイト企業審査協会の役割
日本ホワイト企業審査協会は、弁護士や社会保険労務士などの専門家によって構成されており、企業がどの程度労働法を遵守しているかを判定することで、法に則った労働環境の改善を支援しています。協会は、企業に「ホワイト企業判定証」を発行し、その企業の特長や優位性を示す「アピールカード」や判定マークを提供します。これにより、企業は積極的に社会にアピールできるのです。
日本総合施設の挑戦
日本総合施設は、三重県四日市市に本社を置く企業で、ケーブルテレビ工事や通信・セキュリティ工事など多岐にわたる事業を展開しています。今回の「S判定」取得には、従業員の働きやすい環境の整備を重視し、外部から意見を取り入れた労働環境の改善が大きく寄与しました。特に採用においても、取得した認定が確実に効果をもたらし、多くの優秀な人材が集まる結果となりました。
社長のコメント
日本総合施設の里中社長は、今回の評価を受けて「建設業界に残るブラックなイメージを払拭したい」との思いから本協会を選んだと述べています。また、前回のホワイト企業判定を受けた際には非常に大きな反響があり、特に採用面での効果を実感しているとのこと。新たな取り組みを積み重ねて更なる向上を目指し、社員が笑顔で働ける環境を整えることが重要だと語っています。
企業理念と目指す未来
一般社団法人日本ホワイト企業審査協会の理念は、企業が働きやすい環境を整えることで、社員やその家族の幸せにつながり、最終的には社会全体の好循環を生み出すことです。協会は、ホワイト企業認定を受けることによって、企業の社会的評価を高め、優れた人材を集める仕組みを構築しています。これからも、企業と共により良い労働環境の実現へ向けて邁進していく所存です。
結論
株式会社日本総合施設が「S判定」と「ハラスメント対策認定証」を同時に取得したことは、他の企業にとっても大いに参考になる事例です。このような取り組みが一層広がることで、働く環境の向上が期待され、ひいてはより良い社会の構築につながることを願っています。