2024年11月1日から2025年3月2日まで、埼玉県と栃木県で新たなデジタル駅スタンプアプリ「エキタグ」を活用したリアル謎解きゲームが開催されます。このイベントは、株式会社ハレガケが主催し、東日本旅客鉄道株式会社の大宮支社が協力する形で実施されます。
今回の謎解きは「遺物探偵と幻の少女 〜月下の神隠し事件〜」というタイトルで、参加者は特別な能力を持つ主人公となり、老紳士から依頼された少女の行方を追うストーリー展開です。埼玉県では5つの駅、栃木県では2つの駅を巡りながら、各地の魅力を発見しつつ謎を解いていきます。旅をしながら新しい観光の楽しみを体験できます。
イベントの特徴の一つは、デジタル駅スタンプアプリ「エキタグ」を駆使することです。駅や街中に設置されたNFCタグをスマートフォンで読み込み、情報を集めることで謎解きを進めていきます。これにより、参加者は単なる観光ではなく、ゲームを通じて地域の文化や特性を体感することができるのです。
ここで、体験の流れをご紹介します。まず、埼玉県や栃木県の15店舗の「NewDays」で謎解きキットを300円(税込)で購入します。このキットにはプレイ方法や序章が含まれ、利用者はゲームのスタート地点となる駅に向かいます。その後、謎解きキットに記載された駅やその周辺を探索しながら、設置されたタグを読み取って情報を集めるという形です。
謎の難易度はやや高めですが、ヒントが豊富に用意されているため、初心者でも安心して楽しめます。具体的には、移動時間を含めて本編が約5〜6時間、エクストラが約2〜3時間程度のボリュームです。どちらのプログラムでもプレイすることができ、ゲームの合間には近隣のカフェやレストランで休憩することも可能です。
また、参加者には無料で楽しめる「遺物探偵からの挑戦状」も用意されており、特定の店舗でスマートフォンを使って楽しむことができます。これにより、謎解き初心者から愛好者まで幅広い層に楽しんでもらえるイベントとなっています。
本イベントは、ただの謎解きゲームではなく、地域の魅力を再発見し、参加者が一緒に体験を共有することで、新たな思い出を作る機会を提供しています。この秋冬、ぜひスリリングで魅力的な謎解き体験に参加してみてはいかがでしょうか?