エマート氏、能楽賞受賞
2026-02-05 14:48:11

武蔵野大学名誉教授リチャード・エマート氏が能楽賞を受賞

武蔵野大学名誉教授、能楽の国際化に貢献



武蔵野大学の名誉教授であるリチャード・エマート氏が、法政大学能楽研究所が主催する「第47回観世寿夫記念法政大学能楽賞」を受賞し、特別な授賞式が1月26日に開催されました。この賞は、能楽の実演や研究、批評などの分野で顕著な功績を挙げた個人や団体に毎年授与されており、能楽界でも高い評価を受けています。エマート氏の受賞は、日本の伝統芸能舞踊に対する彼の情熱と国際的な貢献が理由です。

エマート氏は、日本の伝統芸能である能楽の研究だけでなく、実際の上演にも注力しており、特に能の詞章や謡の構造、上演様式の理解が深いことに定評があります。彼は英語による能の上演や翻訳、解説活動を通じて、能楽を国際的な舞台芸術として広めるために尽力してきました。

受賞理由の一部には、2024年7月に早稲田大学大隈記念講堂や京都金剛能楽堂で予定されている英語能「青い月のメンフィス」の他、昨年8月に目黒の喜多能楽堂で上演された英語能「オッペンハイマー」といった、彼の最近のプロジェクトが挙げられます。特に「オッペンハイマー」は、昨夏に英語表現ではなく日本語での上演も計画されており、これにより多様な文化背景を持つ観客に対する能楽の理解が促進されることでしょう。このような活動が、エマート氏の特異な業績として評価され、今回の受賞につながったことは間違いありません。

授賞式では、エマート氏が自らスピーチを行い、能楽の魅力やその思想を海外に伝える重要性を強調しました。彼は、日本以外の観点からも能楽をしっかりと捉え、その深い魅力を国際的に発信し続けてきた姿勢は、多くの観客や研究者に良い影響を与えています。

エマート氏は、1949年にアメリカのオハイオ州で生まれ、1970年に早稲田大学に留学。以来、日本の伝統芸能に魅了され、能の実技を学び始めました。彼はアーラム大学を卒業後、東京藝術大学大学院で日本およびアジアの伝統芸能に関する研究を進め、博士課程を修了。さらに、英語による能の演出や作曲なども手掛け、国内外で様々なワークショップや公演を行っています。彼の取り組みは、能のトレーニングプロジェクトとして東京とアメリカ・ブルームズバーグでも実施されており、集中した能のトレーニングプログラムを構築してきました。

武蔵野大学の概要



武蔵野大学は1924年に設立され、2019年には国内初のデータサイエンス学部を開設するなど、教育改革に力を入れています。2021年にはアントレプレナーシップ学部を、2023年にはサステナビリティ学科を設立。2024年には創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部も開設予定です。現在、大学は13学部21学科、13大学院研究科を誇り、学生数は13,000人を超えています。

このように、リチャード・エマート氏の受賞は、武蔵野大学が提供する教育カルチャーの一環であり、未来に向けた優れた人材育成に貢献しています。今後の彼の活動からますます目が離せません。

武蔵野大学 HP
武蔵野大学能楽資料センター



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