和歌山大学ソーラーカープロジェクトの挑戦
近年、持続可能なエネルギーの利用が求められる中、ソーラーカーレースは重要な役割を果たしています。その中でも世界的に名を馳せる「Bridgestone World Solar Challenge」(BWSC)では、優れた技術と持続可能性が選手たちに求められます。そんな舞台に挑む和歌山大学のソーラーカープロジェクトを、応用技術株式会社が支援しています。
応用技術が手掛ける設計DX
応用技術株式会社は、大阪市北区に本社を置く企業で、1984年からものづくり支援やエンジニアリングサービス事業を展開してきました。和歌山大学ソーラーカープロジェクトには、2023年の大会から従来の設計方法を革新するため、Autodesk Fusionを導入し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の伴走支援を行っています。この革新により、従来の経験則に依存せず、数値に基づく高度な設計プロセスに変わりました。
2023年、和歌山大学チームは初出場したものの、重量200kg超という車体の重さが影響し、エネルギーマネジメントが機能せずにリタイアを余儀なくされました。この苦い経験を経て、チームは40kg以上の軽量化を成し遂げなければならなくなりました。応用技術の支援のもと、AIを活用したジェネレーティブデザインと解析技術を駆使し、新型車両「YATA」を開発しました。
軽量化の成功とその効果
新型車両「YATA」は、前回大会の車両に比べて54kgも軽量化された結果、全国の出場チームの中で2番目の軽さを誇ります。2025年大会では、これまでの記録を大きく上回る走行距離2,717.6kmを達成する目標を掲げています。この成果は、効果的な設計と解析、さらにクラウドを活用したチーム間の連携があってこそ成し遂げられました。
徹底した解析とクラウド活用
このプロジェクトの重要な成功要因は、徹底した解析による軽量化と、AIを用いたジェネレーティブデザインです。これにより、最適なパーツ設計が実現され、不必要な重量の削減に繋がりました。そして、クラウドの活用によってチーム全体の開発を加速させることができました。
未来への挑戦
応用技術株式会社は、和歌山大学ソーラーカープロジェクトへの支援を通じて、持続可能な未来の交通手段としてのソーラーカーの可能性を広げています。ものづくりの現場におけるデジタル技術の変革を進めることで、これからのソーラーレースでも革新的なアプローチを展開し続けるでしょう。この挑戦の過程を見守り続けたいと思います。
応用技術の企業理念
応用技術は、お客さまの価値を最大化することを目指し、日本及び海外市場での競争力向上を目指しています。未来の技術を切り開く企業として、今後も注目される存在となるでしょう。