伝統工芸とモダンデザインの融合:新作腕時計「AN-HS01」
株式会社フラクタルベルが、10月8日よりクラウドファンディングサイトMakuakeにて新しいプロジェクト「AN-HS01」を開始しました。この腕時計は、伝統技術とモダンデザインの見事なコラボレーションを体現しています。
伝統工房とデザイナーズ・ウォッチの強力なタッグ
このプロジェクトでは、江東区に本拠を置くモメンタムファクトリーOriiとの協力により、数十年にわたる伝統技術が生かされました。Oriiは仏像や茶道具を手がけており、その技術が時計に宿ります。さらに、箔座株式会社とのコラボモデルも登場し、金箔付きの限定モデルは50個の販売が予定されています。
特徴的な「碧の文様」
「AN-HS01」の最も印象的なポイントは、その碧色の文字盤に施された文様です。この文様は、1つずつ異なるデザインが特徴で、千変万化な美しさを表現しています。鮮やかさとともに、侘びや錆びを感じさせる独特の風合いが魅力的です。このような日本独特の美意識が、モダンなデザインと融和することで、新たな価値が生まれます。
職人のこだわりが光るケースデザイン
時計のケースは、AISIONによってデザインされており、歯車をイメージさせるアイコニックな形状が特徴です。一般的な腕時計とは異なり、多くの面を持ち、光を巧みに反射することで美しい煌めきを生み出しています。職人の手によって丁寧に研磨されたこのケースは、一つ一つが特別な存在です。
高い精度を誇る「MIYOTA」ムーブメント
腕時計の根幹を支えるムーブメントには、日本のシチズン傘下のMIYOTA製が採用されています。この高精度かつ耐久性に優れたムーブメントは、多くのブランドから信頼を寄せられています。特に、モデル「MIYOTA90S5」は薄型ながらも高品質な自動巻きムーブメントとして、腕時計の性能を支えています。
プロジェクトの背景と想い
このプロジェクトにかける想いは、海外市場での日本の伝統工芸の可能性を広げたいという強い願いに根ざしています。イタリアの高級自動車ブランド「フェラーリ」のエンブレムに用いられた七宝焼きの事例から、日本の工芸が持つ新しい可能性に気づいたことがきっかけとなっています。
今後、AN-HS01が成功を収めることで、海外への展開や新たな市場の開拓が期待されます。全世界の人々に日本の技術と美しさを届けるための第一歩となるでしょう。
リターンと支援内容
プロジェクトには様々な支援プランが用意されており、89,800円で超早割AN-HS01の限定モデル、78,800円で「超早割」版が提供されます。どちらも数量限定となっているため、早めの支援が推奨されます。
この機会に、伝統と革新が融合した腕時計「AN-HS01」の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。詳しい情報は、Makuakeにて確認できます:
プロジェクトリンク。