令和7年度第49回技術士分科会の議事録と新たな挑戦への道

第49回技術士分科会の開催と議事録に関する詳細

令和7年1月21日に開催された第49回技術士分科会では、技術士制度に関連する重要な議題が議論されました。今回は対面とオンラインによるハイブリッド形式で実施され、各委員がそれぞれの立場から意見を述べました。

議題内容

1. 分科会長の選任
分科会長には佐藤委員が選任され、寺井委員が分科会長代理に指名されました。

2. 委員会設置に関する報告
設置される委員会についての説明がありました。これにより、技術士制度の見直しや試験の実施についても詳細に検討されることになります。

3. 技術士試験の結果
令和6年度に実施された技術士試験の合格者数や受験者数についての報告があり、合格者における女性の比率も11%となりました。特に、女性の受験者数を増加させるための取組みが求められています。

4. 技術士制度の現状と課題
資格取得の意義や受験者数の増加に向けた具体的な戦略について議論が交わされました。具体的には、技術士資格の認知度向上や、各部門での活用促進が議題となりました。

5. 日本技術士会からの報告
日本技術士会ではCPD制度の導入やDEI宣言を策定し、多様性や包摂性の実現に向けた努力が進められています。この宣言は、全ての技術士が活躍できる環境を整備することを目的としています。

まとめと今後の展望

今期の分科会では、特に技術士試験制度の改善、受験者の増加に向けたインセンティブをどのように設計するかが焦点となりました。また、技術士資格の活用を促進するための具体策も検討され、各部門における技術士の必要性が強調されました。今後、技術士制度の改善が進むことで、幅広い分野での活躍が期待されます。特に女性が活躍しやすい環境を整えることが、今後の課題として残されています。

日本技術士会は、これらの議論を踏まえ、持続的な施策を実施することが求められています。新たな挑戦が待たれる中、次回の会議には更なる進展が期待されるでしょう。