新潟県の山忠、革新的靴下『ケアソクととのえる』がW受賞で注目浴びる！

株式会社山忠の革新『ケアソクととのえる』がグッドデザイン賞 W受賞

新潟県加茂市に本社を構える株式会社山忠が、その革新的な靴下『ケアソクととのえる』で、2024年度のグッドデザイン賞において見事に「グッドデザイン・ベスト100」および「グッドフォーカス賞」の二つを受賞しました。この快挙は、同社が60年以上にわたる靴下製造の経験と、足元の健康を考えた革新性の賜物です。

靴下で足元の健康をサポート

『ケアソクととのえる』は、旅先でのウォーキングや日常生活での使用を想定したデザインが特徴です。毎日履くことで足の重心バランスを整え、足指を正しい位置に誘導し、さまざまな足のトラブルを予防する機能を備えています。特に「浮き指」と呼ばれる足指の接地不良に対処するために、専門家との共同研究によってデザインされたこの靴下は、従来の靴下の概念を超えています。

W受賞の詳細

グッドデザイン・ベスト100は、全国の優れたデザイン製品の中から選ばれるもので、その年の全受賞対象の中での審美性や提案性において特に優れていると認められる100点に選出されました。さらに、グッドフォーカス賞は、技術的な革新や伝統的なデザインの融合が評価されたことが大きなポイントでした。

審査員の高評価

審査委員からは「長年足に向き合ってきた企業として、靴下の新しい視点を提供した」という声が上がりました。1) インナー5本指構造と、かかとのハニカムクッション、そして横アーチサポートが見事に統合され、高度な編み技術によって実現された重心バランス補正機能が高く評価されました。2) その結果、浮き指から生じる二次的なトラブルを軽減するクッション部分が、利用者にとって優れた履き心地を提供しています。

中小企業ならではの挑戦

株式会社山忠は、新潟県に根付く中小企業として、靴下を通じて健康を届けるという理念のもと、新しい製品開発に挑んできました。『ケアソクととのえる』は、日常生活に無理なく取り入れられる健康器具としての役割を担っています。山忠の挑戦は、今後も続き、より多くの人々の健康を支える製品の改良へとつながっています。