イギリス王室の魅力を探る「KING & QUEEN展」
2020年10月、上野の森美術館にて第1回目の「KING & QUEEN展」が開催されます。この展示はロンドンにあるナショナル・ポートレートギャラリーが所蔵する肖像画をもとに、英国王室の歴史をたどるものとなります。英国王朝の偉大なメンバーたちの肖像を通して、彼らの人生や物語に触れる貴重な機会です。
展示されるのは、15世紀から20世紀にかけての肖像画や写真など、約100点にも及ぶ作品です。中でも注目すべきは、ヘンリー8世やエリザベス1世、エリザベス2世といった歴代の王の肖像。これらの絵画からは、彼らの表情や存在感が生き生きと伝わってきます。
* King Henry VIII(おそらく17世紀に描かれた作品)
その上、展覧会ではドイツ文学者の中野京子さんがナビゲーターとして参加します。彼女の著作『名画で読み解く イギリス王家12の物語』に基づいて、肖像画から読み取ることができるストーリーやキャラクターについて深く探求します。彼女の解説を通じて、観覧者はそれぞれの絵画が持つ背景や歴史的文脈をより理解できることでしょう。
また、このイベントは、ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーの協力のもと、複数の団体が主催しています。ブリティシュ・カウンシルからも後援を受けており、英国と日本の文化交流が実現する場となります。
展覧会は上野の森美術館で行われ、都心のアクセスも良好です。多くの人々が集まるこの地で、英国王室の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
今回の「KING & QUEEN展」は、単なる美術展にとどまらず、歴史と文化の交差点に立つ貴重な経験を提供します。詳細な会期については、公式ホームページにて発表される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
開催概要:
- - 開催日:2020年10月開幕(詳細は公式発表)
- - 会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
- - 主催:ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー、フジテレビジョン、東京新聞、上野の森美術館
- - 協力:ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
- - 後援:ブリティシュ・カウンシル
- - キュレーター:シャーロット・ボランド
- - 日本側監修:熊澤弘(東京藝術大学大学美術館准教授)
公式ウェブサイト:
www.kingandqueen.jp
この展覧会は、美術に興味がある方だけでなく、歴史に興味がある方、さらには英国文化に憧れる方々にとっても必見のイベントとなっています。