京王多摩川駅前エリア「itonami」の開発が始まりました
京王電鉄株式会社と株式会社リビタが協力し、京王多摩川駅前の開発プロジェクト「(仮称)京王多摩川開発プロジェクト」を通じて、新たな地域づくりを進めることを発表しました。このプロジェクトの中心となる開発エリアの名称は「itonami(イトナミ)」に決定し、公式サイトも公開されました。
「itonami」に込められた想い
この開発エリアは、旧京王フローラルガーデンアンジェ跡地などを含む約2.8ヘクタールの広さで、京王多摩川駅やその高架下を含みます。開発は、土地区画整理事業と並行しており、賃貸住宅棟(A棟)、福祉棟(B棟)、分譲住宅棟(C棟)の計3棟が計画されています。さらに、駅の改良工事や高架下の暫定利用も行われています。
「itonami」という名称は、「糸・波・営み」の3つの意味を持ちます。「糸」は人と自然、生活要素をつなぐ象徴であり、「波」はつながりが広がっていく様子を表現し、「営み」は地域の日々の暮らしを示しています。この名称には、地域の人々と共に新たな価値を育んでいくという理念が込められています。
地域との連携を大切にした「場づくり」
プロジェクトの一環として、地域との交流を図る場づくりも進行中です。今年の7月から始まった「1YY CLUB(ワンワイワイクラブ)」では、地域の飲食店や個人が気軽に出店できる機会を提供しています。この企画は、地域の人々との交流イベントの経験を基にしたもので、1円から出店できるユニークな取り組みです。
出店した飲食店からは、吉春という餃子専門店がコラボレーション店舗を運営しており、すでに複数の出店問合せも寄せられています。このような活動により、地域の人々が主催する交流イベントや新たな取り組みが広がっています。
分譲住宅棟(C棟)の展望
分譲住宅棟(C棟)は、8月22日に着工し、9月16日からは購入検討者向けのエントリーを公式サイトで受け付けています。総戸数264戸を誇り、1LDKから4LDKまでの多世代に対応した住まいが提供される予定です。詳細情報は11月中旬に発表される見込みです。
まとめ
地域社会に根ざした開発プロジェクト「itonami」は、ただの建物を超え、地域の人々との繋がりやコミュニティの活性化を目指しています。今後もこの開発の進展を追い続けていきます。皆さんもぜひ、京王多摩川駅前の新しい魅力を探しに訪れてみてはいかがでしょうか。
itonami開発公式サイトはこちら