トランスコスモスが金耳唛杯で受賞
トランスコスモスは2024年10月15日、中国の北京で開催された「2024年客戸世界年次会議及び第20回金耳唛杯デジタルサービスとオペレーションベンチマーキング授賞式」において、「金耳唛杯」2024年卓越アウトソーシングサービス年間トップ10に選出されました。
この授賞式は、中国の著名なコンタクトセンター業界の評価機関である客戸世界が主催し、2005年から続く権威あるものです。今年で20回目の実施となり、この「金耳唛杯」はカスタマーセンターにおける重要な評価指標とされています。たくさんの企業が、国際的に定められたCC-CMM(Capability Maturity Model)やDO-CMMに従って評価され、企業のサービス力や座席数など多角的に検討された結果、トランスコスモスはその優れた実績を認められました。
デジタル化するカスタマーサービス
現在、カスタマーサービスは従来の電話やEメールに加え、デジタル化が進んでいます。トランスコスモスは独自のオムニチャネル戦略を持ち、ECプラットフォームやソーシャルメディア、コール、チャットなど、様々なコミュニケーション手段を統合し、シームレスなやり取りを実現しています。このプロセスにより、企業、消費者、カスタマーセンターのスタッフ間でスムーズなコミュニケーションが可能となります。
さらに、同社は先進的な「transCxLink」というプラットフォームも開発しました。このプラットフォームは、CRMやマーケティング、ビジネスインサイトを含む多彩な機能を提供し、さまざまな業界のニーズに応えています。特に注目すべきは、自動翻訳機能です。大規模な言語モデルと連携することで、多言語対応のAIカスタマーサービスも提供でき、企業はバイリンガルのスタッフを抱える必要がなくなります。
グローバルなビジネスチャンスに向けて
授賞式にて、トランスコスモスの副総裁である黄錦銓(Joseph Wong)が、「中国企業がデジタル経済でグローバルビジネスチャンスを開拓する方法」と題するスピーチを行いました。彼は、コンタクトセンターとEC業界におけるインテリジェント化の進展について分析し、中国のブランドが積極的に海外市場に進出する重要性を強調しました。また、トランスコスモスの成功事例を共有し、多くの企業にとって非常に参考になる内容となりました。
トランスコスモスの中国での展開
トランスコスモスは1995年から中国市場に進出し、以降、24の都市に拠点を構えています。これにより、コンタクトセンターサービスはもちろん、デジタルマーケティングやシステム開発を通じた多様なBPOサービスを展開し、国内外の顧客に幅広く対応しています。
創業以来、トランスコスモスは「人」と「技術」の融合を図りながら、グローバルなビジネス環境においても、デジタル技術を駆使して企業の変革をサポートする「Global Digital Transformation Partner」を目です。今後も、この業界でのさらなる進化を進めていくことでしょう。
結論
トランスコスモスが「金耳唛杯」で受賞したことは、同社の卓越したサービスの証です。デジタル化が進む中、この成果は業界全体にとって大きな励みとなることでしょう。今後も革新的なソリューションを提供し続け、お客様企業のデジタルトランスフォーメーションを支援していく姿勢が期待されます。