VILUCK WORKがIT教育に4億円を投資、技術人材を力強く育成へ

VILUCK WORKがITエンジニア育成に4億円を投入

2024年1月12日、大阪市に拠点を置く株式会社VILUCK WORKが大規模なIT教育投資を発表しました。この投資計画は、2024年2月からの3年間で合計4億円を投入し、エンジニア人材の育成に注力するものです。この施策は、2024年1月9日に開かれた株主総会での決定に基づいています。

背景にある日本のIT市場

現在、日本のIT市場は約14兆円の規模を持ち、今なお成長を続けています。しかし、2030年までにIT人材が79万人不足するという予測が立てられており、この分野の人材育成が急務とされています。特に、日本全体で労働市場が高齢化し、労働力が減少している中で、情報サービス業界やリクルート業界、メンテナンスとセキュリティの分野で顕著な労働力不足が生まれています。このような状況に対するVILUCK WORKの対応は、日本経済の技術力向上と人材不足解消に向けた重要なステップと言えるでしょう。

VILUCK WORKの取り組み

VILUCK WORKは、「Unlocking the Playfulness in Work.」というミッションのもと、働く楽しさを追求し、より健康的で前向きな社会を目指しています。今回の4億円の投資は、同社のビジョンを実現するための重要な一歩であり、企業の社会的責任を果たすためのものです。

この投資の主な使途は、ITエンジニアとしてのキャリアを考える未経験者向けの研修に充てられます。具体的には、JavaやJavaScriptなどの開発言語のトレーニングを行い、日本におけるエンジニアの労働者人口を底上げすることを目指しています。

会社概要と今後の展望

株式会社VILUCK WORKは2021年2月に設立され、「働く楽しさを解き放つ。」というミッションを掲げる人材ベンチャー企業です。最初はホワイトカラー領域の事務やコールセンターでの労働者派遣でスタートし、2023年にはIT領域に進出しています。IT業界が直面する人材採用の課題を解決することを目指し、ITスキルの研修に加えて、ホワイトカラー領域で培ったビジネススキル研修を行うことで、両事業領域においてシナジーを生み出しています。

VILUCK WORKは、現在積極的に新規採用を行っています。「話を聞いてみたい」といった方も、ぜひ一度応募してみてください。