注目のUGC連携機能
株式会社ジーニーが提供するサイト内検索ツール「GENIEE SEARCH」に新たに追加されたUGC(ユーザー生成コンテンツ)連携機能が、雑貨やインテリアを扱う株式会社ダルトンの公式オンラインショップで導入されました。この新機能により、商品検索時にInstagramのユーザー投稿が検索結果に表示されるようになり、ユーザーは実際の使用シーンをリアルに想像しやすくなります。
背景とニーズ
ECサイトにおけるユーザーの購買意欲は、では商品説明だけでなく、それをどう実際に使うかイメージできるかに大きく影響されます。SNSが一般化するにつれて、UGCやインフルエンサーによる投稿は、商品の魅力を引き立てる重要な要素となりました。しかし従来の検索結果は、単に商品画像とテキストばかりに偏りがちでした。ジーニーは、このギャップを埋めるために、ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」と協力してUGC連携機能を開発したのです。これにより、ユーザーはSNSのような発見体験を通じて、よりスムーズに商品選びができるようになります。
ダルトンにおける導入事例
ダルトン公式オンラインショップでは、3,000点以上の雑貨やインテリア商品を扱っています。顧客が商品を選ぶ際に、具体的な使用イメージを持ってもらうことが重要だとされており、UGC連携機能の導入によって、検索結果の画面でInstagramの投稿をタブで切り替えて表示できるようになりました。これにより、ユーザーは豊富な画像を参考にしながら商品の比較検討が可能になります。
ユーザー体験の向上
このUGC連携機能の導入によって、ダルトンのオンラインショップでは、ユーザー体験が大きく向上しました。以下のような効果が期待されています。
1.
リッチな検索体験の提供: 商品の使用イメージを豊か表示することで、ユーザーに具体的なイメージを持たせ、購買意欲を喚起します。
2.
サイト回遊の促進: 検索からUGCの閲覧、そして商品詳細ページへの遷移が自然に行われるため、ユーザーの滞在時間が増加します。また、UGCの表示によって関連商品を発見可能になることで、顧客単価の向上が期待されます。
関係者からの評価
ダルトンのグループマネージャー、齊藤理紗氏は、「UGCの導入により、実際の使用シーンをイメージしながら商品を選べる体験を提供でき、顧客のコンバージョン率も高まっている」とコメントしています。また、visumoのマネージャー、前川優人氏は、UGC連携により「ECにおける商品検索がブランドやライフスタイルの発見に進化した」との見解を示しました。
未来への展望
ジーニーは、今後も今回のUGC連携機能を活用し、サイト運営者と来訪ユーザーのニーズに応えるサービスの向上に努めていくとしています。ダルトンの公式オンラインショップを通じて、ユーザーにより良い発見体験を提供し続けることを目指しています。
ダルトンについて: ダルトンは1988年に創業し、「道具を愉しむ、もうひとつの豊かさ」を提案。また、生活に関連する様々な商品を展開しており、直営店では独自の世界観を楽しむことができます。
visumoについて: visumoは、顧客体験の向上を目指したビジュアルマーケティングプラットフォームで、UGCやスタッフ投稿などを統合管理し、ECサイトへの効果的な活用を支援します。
結論
ジーニーの新機能「UGC連携」により、ダルトンのオンラインショップでは、商品選びがより直感的かつリッチな体験へと進化しています。これからのECサイトでは、ユーザーがどれだけ本物の体験を感じられるかが鍵となるでしょう。