家族カードに関するアンケート結果の発表
近年、クレジットカードの家族カード利用が増加していますが、ココモーラが実施した最新のアンケート調査によりその実態が明らかになりました。ここでは、調査の内容や家族カードのメリット、課題について詳しく見ていきます。
調査概要
ココモーラでは2024年3月に、18歳以上の男女200名を対象に「家族カードに関するアンケート」を実施しました。この調査では、各カード会社の家族カードの所有状況や、その利用経験から得られるメリット・デメリットについての声が集まりました。調査方法はインターネットリサーチを利用し、フリージーというツールを活用しました。
家族カードの発行状況
調査結果によると、家族カードを所有している方の中で、最も多いのは「楽天カード」で、39.5%の回答者が利用しています。次いで「イオンカード」が19%、さらに「JCBカードW」と「セゾンカード」がともに11.5%となっています。これは、楽天カードのポイントシステムや特典の豊富さが多くの利用者から支持されていることを示しています。
また、家族カードを持っているのは主に「妻」で、77%を占めています。続いて「夫」が40%、子供は11%と続き、母親や父親の利用は比較的少ない傾向が見受けられます。
家族カードのメリット
家族カードを利用することのメリットとして、調査参加者からは「ポイントやマイルが貯まりやすくなった」という意見が最も多く、32.5%の人がこの点を挙げました。次いで「家計管理がしやすくなった」という声が23%と続き、ポイントを家族全体で共有して使えることも21%の回答者に評価されています。特に、収入がない家族メンバーでもカードを持てる点が、11%にとっての魅力となっているようです。
家族カードのデメリット
一方で、「使いすぎてしまう」「利用枠の上限に達しやすい」といったデメリットも多くの人が感じていることが分かりました。このような課題に対しては、明細のうまく管理できないという問題もあり、47%がその悩みを抱えています。また、あまり知られたくない購入がバレることを心配する声が32%あり、プライバシーの観点からの不安も感じられます。
家族カードを活用するためのヒント
これらの調査結果を踏まえた上で、家族カードを賢く活用するためのいくつかのヒントを紹介します。
1.
利用目的を明確に: 家族カードを作る際、どのような目的で使用するのかをはっきりさせることで、不要な出費を抑えることができます。
2.
利用明細のチェック: 定期的に利用明細を確認し、何にどれだけ使っているのかを把握することで、無駄遣いを防ぐことができます。
3.
ポイントの管理: 複数の家族カードを所有している場合は、どのカードのポイントを何に使うかを整理し、効率的にポイントを使い切る方法を考えましょう。
まとめ
ココモーラの調査結果からは、家族カードが家庭の家計管理やポイントの効率的な利用に寄与していることが分かりました。しかし、使用上の課題も存在するため、利用者は十分な注意を持って家族カードを活用する必要があります。今後もこのような調査を通じて、家族カードの利用状況を見守り続けていきます。
会社情報
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