BIOTECHWORKS-H2とBOSOWAの新たなパートナーシップ
2026年1月13日、株式会社BIOTECHWORKS-H2(東京都渋谷区、CEO:西川明秀)は、インドネシアの廃棄物エネルギー化事業を手掛けるBOSOWA ENERGASINDOとの覚書を締結しました。この提携は、廃棄物をエネルギーに変換する「ZERO WASTE」モデルの実現に向けた一歩として注目されています。
提携の背景と目的
インドネシア東部に位置する都市、マカッサルとパレパレでは、急速な都市化に伴い廃棄物の増加が深刻な問題となっています。リサイクルや焼却に適さない有機性廃棄物の処理は、特に難題です。BOSOWAは、固形燃料(RDF)事業を展開していますが、RDF化が困難な有機廃棄物の新たな処理方法を求めていました。
この提携により、BOSOWAのRDF技術とBIOTECHWORKS-H2の廃棄物エネルギー転換ノウハウが結びつき、最も効果的な処理方法が模索されます。両社の取り組みは、経済的にも持続可能なWTEモデルを生み出すことを目指しています。
プロジェクトの概要
処理規模:日量1,000トン
モデル:大規模都市型
処理規模:日量150トン
モデル:中規模地域密着型
このプロジェクトでは、マカッサル市とパレパレ市の両地域で排出される廃棄物を効率的に処理し、エネルギーに変換します。
今後のスケジュール
プロジェクトの重要なステップとして、以下の予定されています:
- - 2026年2月:フィージビリティスタディ(F/S)開始
- - 2026年6月:F/S完了後、本契約締結
- - 2026年第3四半期:プラント建設開始
- - 2027年第4四半期:プラント稼働開始予定
両社のコメント
BOSOWA ENERGASINDOのReno Junizwanディレクターは、「このプロジェクトはインドネシアにおける廃棄物からエネルギーを生み出す初の試みとなる可能性が高い」と強調し、その重要性を述べました。
一方、BIOTECHWORKS-H2の西川CEOは、「インドネシアの廃棄物とエネルギー問題を同時に解決するモデルを構築することで、他の都市にも展開できる可能性がある」と期待を寄せています。
今後の展開
BIOTECHWORKS-H2は、RDFや焼却が難しい有機性廃棄物をエネルギー化する努力を継続し、廃棄物処理のコスト削減と再生可能エネルギーの創出を両立させるプロジェクトを進めています。この提携を足がかりに、インドネシア国内はもちろん、ASEAN地域へのスケーラブルな拡大を狙います。
写真1:MOU締結式でのBIOTECHWORKS-H2 西川明秀CEO(左)とBOSOWA ENERGASINDOのReno Junizwanディレクター(右)。
企業概要
BIOTECHWORKS-H2
- - 所在地:東京都渋谷区
- - 設立:2023年7月5日
- - 事業内容:廃棄物から水素を生成し再生可能エネルギー化する技術の開発
BOSOWA ENERGASINDO
- - 所在地:インドネシア・マカッサル市
- - 親企業:BOSOWA GROUP(1973年設立)
- - 事業内容:エネルギー事業、固形燃料製造、廃棄物処理
新たな環境社会への一歩として、BIOTECHWORKS-H2とBOSOWA ENERGASINDOの取り組みに期待が寄せられます。