入金消込の新時代
2025-12-16 12:13:56

入金消込業務の効率化が進化!R&ACと内田洋行が連携

入金消込業務の効率化が進化!R&ACと内田洋行が連携



株式会社アール・アンド・エー・シーが提供する「V-ONEクラウド」と、株式会社内田洋行が提供する「スーパーカクテルCore販売」の間で、新たにデータ連携が実現しました。この連携により、請求書の発行から入金消込、さらには滞留債権の管理までを一連のプロセスとして同期させることが可能になり、業務の効率化が期待されています。

開発の背景


販売管理システムは業種や企業ごとに運用ルールが異なり、消込結果を販売管理に連携する理由は多岐にわたります。たとえば、営業部門への共有のために債権情報を基幹システムに戻す必要がある場合や、与信管理を行うために債権残高を管理する必要がある場合が考えられます。また、基幹システムがERPである場合、会計へ情報を連携させるための手続きが欠かせません。請求書に繰越残高を記載している場合には、取引先ごとに債権残高の管理が求められ、こうした運用の複雑さが手間を増やす要因となります。

これまで、販売管理システムから請求情報を取り出し、入金データと消込結果を手作業で転記しなければならなかったため、入力ミスを引き起こすリスクが常に潜んでいました。

スムーズなデータ連携


今回のデータ連携により、請求書の発行、入金消込、滞留債権管理の流れを一連のプロセスで継続して行えるようになりました。具体的には、以下の手順で業務がスムーズに行えるようになります。

1. 請求書発行:内田洋行の「スーパーカクテルCore販売」で請求書を発行。
2. 請求データ連携:発行した請求書のデータを「V-ONEクラウド」へ送信。
3. 一括入金消込:入金情報を「V-ONEクラウド」で一括処理。
4. 消込結果の連携:消込結果を再び「スーパーカクテルCore販売」に返す。

このデータ連携によって、手作業による転記の必要がなくなり、業務プロセスの合理化が進むと同時に、ミスの削減が期待されています。

業界の声


内田洋行の上席執行役員である土屋正弘氏は、このデータ連携の実現について、「企業の経理や債権管理業務には、正確性と効率化がますます求められている中で、両製品の連携による一連の業務運用が可能になったことに喜びを感じています。手作業の転記ミスを防止し、業務負担を軽減する効果が期待され、債権管理の精度向上にも寄与します」とコメントしました。

R&ACの展望


今後、株式会社アール・アンド・エー・シーは、入金消込や債権管理業務を中心にさらなるサービス品質の向上を目指し、経理業務の効率化を進めていく考えです。特に、彼らの主力商品「Victory-ONEシリーズ」は、入金消込に特化したソリューションとして定評があり、手動作業に頼らず自動化を進めることで、業務の合理化を図ります。

入金消込業務のデジタル化が進み、手間とミスを減らす効果が期待される中、今後の展開が楽しみです。これまでのアナログ作業から、確実にデジタルによる効率化へと移行している企業の姿が浮かび上がります。

【参考リンク】


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会社情報

会社名
株式会社アール・アンド・エー・シー
住所
東京都中央区東日本橋2-8-3JMFビル東日本橋01 3階
電話番号
03-5835-2197

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