子どもと一緒に読みながら学べる性教育絵本の新たな挑戦
ポプラ社が発表した『からだと性と心のえほん』は、1歳から読み聞かせが可能な男女別の絵本です。この絵本は、からだに対する興味を育むとともに、親子で一緒に性教育をスタートできる仕組みが組み込まれています。特に、性教育の導入をどう行うか悩む親たちにとって、大きな助けとなることでしょう。
性教育の導入は早くから
成長に伴い、子どもたちはからだのことに興味を持ち始めます。小さな子どもが無邪気に自分の体に触れる様子は、親にとっては驚きや戸惑いが生じることも珍しくありません。日常の中での「からだ」に関する疑問は、この絵本を通じて自然に解決できるかもしれません。『ぼくのからだ』と『わたしのからだ』を使えば、子どもと気軽に「からだ」や「心」のことを話し合うきっかけが得られます。
楽しく学べる仕掛け絵本
この絵本は、工夫された仕掛けで構成されています。ページをめくるたびに、新たな発見が待っています。男女別に分かれた内容は、性教育の要点をしっかりと押さえており、親子で楽しい時間を過ごすことができるでしょう。特に、1歳から対象としたやさしい言葉や小さな判型は、親が子どもに声をかけやすいよう配慮されています。
監修者の思い
この絵本の制作にあたり、監修を担当した池田匠美さんは、「子どもたちは自然にからだのことに興味を持つものだ」と語っています。保育園での子どもたちの行動や、日常生活での無邪気な振る舞いに大人たちは驚くことが多いですが、この本を通して、親子間の会話を促進し、自分自身や他者のことを大切にする感覚を育てたいとの願いが込められています。
おうちの方へのアドバイスも充実
この2つの絵本には、性教育だけでなく、男女の身体の違いや心を大切にする教えも含まれています。おうちの方に向けたアドバイスも充実しており、日常生活の中に取り入れることで、子どもたちの理解を深められる内容となっています。たとえば、どのように会話を始めればよいのか、どうやって質問に応えればよいのかなど、実際的に役立つ情報が詰まっています。
まとめ
ポプラ社が出版する『からだと性と心のえほん』は、性教育を手軽にそして楽しみながら学べる貴重な絵本です。性についての教育を始めるタイミングは親にとって難しいものですが、1歳から始まる自然な興味を育てるためにも、この絵本を活用してみませんか?ぜひ、親子一緒に「からだ」と「心」の大切さを楽しく学んでください。