地域に密着したイオンスタイル尾道が新たに生まれ変わる

イオンスタイル尾道が新しい形へと生まれ変わる

2025年3月7日（金）、広島県尾道市にある「イオンスタイル尾道」が大規模なリニューアルを経てオープンします。この店舗は、1979年に「ニチイ尾道店」として開業し、2011年からは「イオン尾道店」として親しまれてきました。2019年の一時休業を挟み、2020年に「イオンスタイル尾道」としてリニューアルした後、4年を経て再び大きな変化の時を迎えます。

環境の変化と新たなライフスタイルに対応

近年、尾道市周辺の環境は大きく変化しました。約2.6万世帯、5.7万人の人々が10分圏内に住むこの地域では、核家族の増加や高齢者の増加が見られます。特に、40代から50代の共働き夫婦や、子育てファミリーが急増しているため、イオンスタイル尾道では、これらの地域特性に合わせた商品やサービスを見直しました。

地元の旬を味わえる売場

新しい売場構成では、しまなみ海道の特産品を中心に、地元の新鮮な野菜や果物を集めた「食べん菜屋」を新設します。広島県尾道市産の柑橘類や「尾道市産いちご」をカットフルーツとして展開し、地元ならではの味覚を提供します。他にも、地場鮮魚やお肉売場では、広島県特産の「峠下牛」や「幻霜ポーク」を取り揃え、特に共働き家庭のニーズに応じた簡便商品も充実させています。

冷凍食品や惣菜コーナーの強化

注目すべきは、冷凍食品売場の拡大です。従来の約2倍となる1100品目以上が揃い、時短調理が求められる現代に対応します。また、対面式の惣菜ショップ「リワードキッチン」では、バラエティ豊かな総菜が約30種類用意され、自宅で気軽に贅沢さを楽しめるよう配慮されています。

グルメと飲料の充実

リニューアル後のイオンスタイル尾道では、地元のクラフトビールや日本酒も充実。特に人気のチューハイやワインコーナーが拡大し、お酒好きにはたまらない品揃えとなっています。また、世界各国の食品をセレクトした「カフェランテ」では、コーヒー豆も多種取り揃え、より一層食文化の多様性が感じられる店舗となっています。

利用者に優しいサービスの拡充

イオンスタイル尾道では、便利なネットスーパーサービスも導入。スマホやPCから簡単に商品を注文し、自宅に配送も可能です。また、様々な支払い方法に対応する最新のレジシステムも完備し、快適なショッピング体験を提供します。ドラッグストアコーナーでは、処方せんの受け付けや健康測定機器を導入し、地域住民の健康をサポートします。