摂南大学定例会
2025-12-12 19:21:01

摂南大学で関西ネットワークシステム定例会を開催! 50周年記念の特別プレゼンテーション

摂南大学で関西ネットワークシステム定例会が盛況に開催されました



2023年11月29日、摂南大学(学長:久保康之)は枚方キャンパスにて「第84回関西ネットワークシステム定例会」を実施しました。特別な今回は、大学開学50周年の記念事業として、全9学部から教職員と学生が参加し、過去最大規模の203組が一斉にプレゼンテーションを行いました。

参加者の多様性と交流の重要性



この定例会には、産業界、自治体、教育界などから525名が来場し、異なる分野の専門家同士が情報交換を行いました。テーマは「産学官民連携はコミュニケーションから始まる」というもので、参加者は積極的に意見や課題を共有し、豊かな知識の交流が生まれました。特に、参加者が持つ多様な視点や経験は、共同作業や新たなビジネスの創出に寄与することでしょう。

本会の幕開けでは、関西ネットワークシステム(KNS)の使命について説明がありました。KNSは2003年に設立され、産学官民の有機的なネットワークの形成を推進しています。今回の定例会は、連携の重要性を再認識し、関西地域の科学技術や産業の振興を目指す一歩となりました。

教職員による専門的な話題提供



定例会では、いくつかの発表が行われ、農学部の飯田准教授が「あなたの知らないカビの世界」をテーマに、植物病理学の観点からカビによる病気が引き起こす食料損失の現状を解説しました。さらに、持続可能な農業に向けたカビの活用や新たな研究手法についても紹介しました。

理工学部の堀江教授は、流体の見えない流れを可視化する技術の最前線を紹介し、ナノバブルの計測方法に関する新たな手法を解説しました。このように、各分野の専門家が最新の研究成果を発表し、参加者に新たな視点を提供しました。

203組による大規模プレゼンテーション



今回は特に注目を集めたのは、参加208組によるプレゼンテーションでした。中でも、現代社会学部の中村さんは、自身の経験を基に高校生が地域社会に貢献する方法について提案し、後輩たちのための新たな仕組みづくりを呼びかけました。

薬学部の中村講師は、「茶粕」の活用の可能性について発表しました。茶粕には水質浄化の効果があり、廃棄物を新しい資源として活用する事例を紹介しました。これにより、途上国の水質改善への貢献も期待されています。

また、学生部の横山准教授は、柔道の「形」における指導者不足について言及し、AI技術を用いた動作評価システムの開発を紹介しました。これにより、どこでも質の高いフィードバックを受けられる仕組み作りが進んでいます。

総括



今回の定例会は、分野を超えたコラボレーションの重要性を再確認する機会となりました。摂南大学の学生と教職員が一堂に会し、最新の研究情報を共有することで、地域社会と大学が一体となる力を証明しました。来年以降も同様の活動が継続されることが期待されます。

このようにして、摂南大学は今後も教育と研究の発展を通じて、地域に貢献し続けることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

会社情報

会社名
学校法人常翔学園
住所
大阪市旭区大宮5-16-1
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。