新たな教育の形を提案する『講師・インストラクター入門』
2025年5月19日、株式会社日本能率協会マネジメントセンターから『講師・インストラクター入門 世界30カ国、12万人以上が学んだ「教える」理論をもとにしたノウハウ』が発売されます。この書籍は、急速に変化する教育の現場に対応すべく、特にオンライン研修のニーズが高まる中で、受講者に「学びの価値」を提供するためのメソッドを紹介しています。
教育環境の変化とその影響
コロナ禍によって、従来の対面式研修から、オンライン研修が主流に。多くの受講者がリモートで学ぶ中、講師に求められるのは従来の単なる知識の提供ではなく、参加者が積極的に関与し、学びを深める体験の提供です。「集合するからこその価値」を意識した研修方針が今、特に求められています。
ボブ・パイク氏の教える理論
著者の中村文子氏は、世界で12万人以上に学ばれた「教える」理論の提唱者であるボブ・パイク氏のメソッドを基に、初めて講師として活動する人々に向けてこの理論を解説しています。"教える"という行為そのものがどのように進化し、現在の教育シーンでどのように応用できるのかを深く学ぶことができるでしょう。
どのような人に薦められるか?
本書は、これから講師としてスタートを切る方々や社内セミナーの講師を任せられた方、さらには実際に研修を行ったけれど受講者からの反応が薄かった方々におすすめ。また、さらなる学びを深めたい読者には、関連書籍である『オンライン研修ハンドブック』や『研修ファシリテーションハンドブック』、さらには『研修アクティビティハンドブック』なども紹介されています。これらの書籍で内容を補完し、より具体的なノウハウを習得できるでしょう。
書籍の概要
この書籍は、全160ページで構成されており、はじめにから、講師の心構えや研修の構成・デザイン、ファシリテーション、オンライン研修、研修アクティビティといった章立てになっています。基礎から応用へと幅広い知識が学べる内容です。手元にお供として置く価値があります。
著者の中村文子氏は、ダイナミックヒューマンキャピタル株式会社の代表取締役であり、P&G ジャパンやヒルトン東京ベイにて経験を経て、現在の地位に至ります。人材育成や組織開発に関する知見を持つ著者が、具体的な経験と理論をもとに、この書籍を執筆しています。
購入案内
アマゾンや楽天ブックスなどで簡単に購入できますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。自らの講師活動を見直し、より良い研修を目指す第一歩として、本書が皆様のお役に立つことを願います。