総合型選抜入試と教育
2025-03-04 08:21:38

高まる総合型選抜入試の重要性と教育サービスの利用状況

高まる大学入試の新たな形、総合型選抜入試



総合型選抜入試は近年、大学入試の中で注目を集めています。この試験は、学力試験だけにとどまらず、小論文や面接、プレゼンテーション能力といった多様なスキルを求められます。特に、受験生にとってはこの形式の試験に対する特別な対策が必要となるため、教育サービスの選択は非常に重要な要素となってきました。

調査の概要



じゅけラボ予備校(オフィス所在地:大阪市北区、代表取締役:後藤智則)は、2025年1月8日から1月15日の期間において、総合型選抜入試を受験した18歳から21歳の男女203人を対象に、教育サービスに関する利用状況とその満足度について調査を実施しました。この調査では、受験生がどのような教育サービスを利用しているか、またそれに対する満足度はどの程度なのかが明らかになりました。

教育サービスの利用状況



調査の結果、興味深い数字が浮かび上がりました。受験生の64.5%は教育サービスを利用せずに総合型選抜入試に臨んでいたことが確認されました。これは、半数以上の受験生が外部の支援を頼ることなく試験に挑んだことを意味し、特に注目されるべき結果です。こうしたデータから、受験生が自ら情報を収集できるインターネットやSNSの活用、学校のサポートに依存している現状が浮かび上がってきます。

利用サービスとして最も多かったのは「予備校・塾の総合型選抜入試対策コース」で14.8%、次いで「総合型選抜入試専門の予備校・塾」が13.3%と続いています。オンラインでの学びが進展している中で、特に地方在住の受験生にとって都市の有名予備校の指導を受ける手段としてオンライン予備校・塾が利用されるようになってきています。

満足度の高さが示す受験生の信頼



さらに考察すべきは、教育サービスを利用した学生の満足度です。調査によると、家庭教師(オンライン含む)は93.4%もの高い満足度を示し、その背景には個別指導のきめ細かさがあるとされています。次いで、対面授業を受ける予備校・塾が90.0%、専門の予備校・塾が77.8%の支持を得ています。このように、ほぼすべてのサービスにおいて不満の声がほぼゼロであったことから、受験生が教育サービスに高い信頼感を持っていることがわかります。

逆に言えば、外部教育サービスを利用していない層は、そこにコストをかけない受験戦略を取っている可能性があります。今後、総合型選抜入試の倍率が上がり合格が難しくなることが予想される中、受験生にとって、学校のサポートと外部の対策サービスを併用することが重要な戦略となるかもしれません。

まとめ



じゅけラボが実施した調査からは、64.5%の学生が外部の教育サービスを利用せずに試験に挑む向きにある一方、その高い満足度から、教育サービスの質の向上が求められていることが読み取れます。この結果は、今後の教育サービスの進化に寄与するでしょう。それにより、受験生の多様なニーズを満たすために、より効果的な受験対策が整備されることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社エンライク
住所
大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-500大阪駅前第3ビル5階10号
電話番号
06-6105-5959

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