株式会社シードが目指す企業ブランドの強化
株式会社シードは、1957年に設立された日本のコンタクトレンズ市場を代表する企業です。自社製品「Pureシリーズ」は広く認知されていますが、企業名自体の知名度は比較的低いという課題を抱えていました。このため、製品だけでなく、企業名でも選ばれるブランドづくりを目指してコーポレートブランディングを見直すことになりました。
課題と背景
シードは、競合他社に比べ「企業名で選ばれる」機会が少ない状況を克服するため、ブランド戦略を再構築する必要があると認識しました。商品ブランドとしての評判を高めつつ、企業全体としての認識を深めることで、顧客の信頼を獲得しようとしています。このプロジェクトでは、株式会社バイウィルがパートナーとして携わることとなり、様々な施策が進められています。
具体的な支援内容
バイウィルは、シードが持つブランド価値の明確化や、企業文化の整備に重点を置いて支援を行っています。具体的な内容は以下の通りです。
1.
市場調査・従業員調査の実施: ブランドの現状把握のために、内部と外部からのデータを収集。
2.
ブランドコンセプトの策定: 調査結果をもとに、シードのブランドが何を提供できるのかを再定義。
3.
新企業ビジョンの構築: パーパスや経営理念を整理し、全社員に共感される内容を作り上げる。
4.
ブランドビジュアルの改良: コーポレートロゴの変更を始め、重要なビジュアルアイデンティティを刷新。
5.
社内浸透施策: 新企業ビジョンを浸透させるためのワークショップや教材を制作。
ブランド戦略の詳細
ブランド戦略策定では、市場調査や従業員調査を踏まえて、顧客に対する実際の提供価値を見直しました。シードのビジョンとして「企業名で選ばれる存在」を掲げ、必要な行動や価値観を具体化する経営理念を策定しました。
ビジュアルアイデンティティの策定
新たなデザインでは、「SEED」の文字がより深みのあるネイビーカラーを採用。これにより、一段と引き締まった印象を与え、信頼感を高めることを狙っています。また、Webサイトや印刷物に必要なキーエレメントも新しく設計されました。これにより、ブランディングの一貫性が保たれるように配慮されています。
ブランド浸透施策
新企業ビジョンの浸透を目的に、管理職向けに特別なワークショップを開催しました。このセッションでは、具体的なパーパスを理解し、自らの行動へどう反映させるのかを議論。さらに、パーパスポスターや動画も制作し、社内外でブランドメッセージが浸透しやすい環境を整えています。オンライン会議用のデザインも統一されることで、社外への情報発信も一貫性を持つことができています。
今後の取り組み
シードとバイウィルは今後も協力し、新たに策定した企業ビジョンをより多くの顧客に浸透させ、商品の魅力だけでなく企業名でも選ばれる存在になるよう活動を続けていきます。これらの取り組みが、企業の成長と顧客の信頼向上につながることを期待しています。
会社概要
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本社: 東京都文京区本郷2-40-2
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代表者: 浦壁 昌広
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事業内容: コンタクトレンズ事業、レンズケア事業
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公式サイト:
シード公式
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本社: 東京都中央区日本橋2-3-21群馬ビル6階
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代表者: 下村 雄一郎
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事業内容: 脱炭素コンサルティング、ブランドコンサルティング
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公式サイト:
バイウィル公式