戦後80年を迎え、平和の大切さを再認識する「平和展」開催中

平和展～戦後80周年を経て考える平和の大切さ～

港区で、戦争や被爆の経験を後世に伝えることを目的にした「平和展」が開催中です。この展覧会は、平和の重要性を再認識し、命の重みを感じ取るための貴重な機会となっています。展覧会は、区内の5つの会場で行われており、各会場で異なるテーマの展示が展示されています。

開催概要

- 開催期間: 現在～8月15日（金曜）まで、午前8時30分から午後5時15分まで。土日祝日は閉館。
- 会場: 港区役所1階ロビー、郷土歴史館、ありすいきいきプラザ、赤坂図書館、多目的ホール、みなとパーク芝浦など。

主要展示内容

港区役所1階ロビー

- テーマ: 忘れてはならない原爆の脅威

ここでは、昨年10月にノーベル平和賞を受賞した「日本原水爆被害者団体協議会（日本被団協）」の受賞時の写真や賞状・メダル（レプリカ）が展示されており、この団体の活動の重要性を感じることができます。また、8月15日には被爆体験伝承者の講話も行われる予定です。

郷土歴史館4階

- テーマ: 東京への空襲と戦争体験者の想い

この展示では、東京大空襲を経験した方々のリアルな声や思いを知ることができる内容になっています。戦争がもたらした悲劇と、その中で生きた人々の思いを感じ取ることができます。

ありすいきいきプラザ1階

- テーマ: 沖縄で起きた悲劇の地上戦

沖縄戦に関する展示があり、当時の状況や若者たちが戦った命の重さを考える内容になっています。

赤坂図書館多目的ホール

- テーマ: 命を最前線で懸けた多くの若者たち

この展示では、戦争に参加した若者たちの歴史を探ることができます。

みなとパーク芝浦

- テーマ: 世界の人々の平和を脅かすもの

世界の平和を脅かす現代の問題について考える展示が行われています。

その他の情報

この「平和展」は、港区が平和の重要性を再認識し、戦後80年を迎えた今だからこそ必要な活動として多くの人々に呼びかけています。展示の詳細については、港区の公式ホームページをぜひご確認ください。不安定な現代において、過去の教訓を胸に、私たち一人一人が何ができるのかを考えるきっかけとなることでしょう。

ぜひ、この機会に「平和展」を訪れ、心に残る体験をしてみてはいかがでしょうか。