「幸せデザインワークショップ」開催！地域未来牽引企業がウェルビーイング経営の実践を語り合う

近畿経済産業局と株式会社商工組合中央金庫（以下、商工中金）は、地域の中核企業として活躍する「地域未来牽引企業」を対象に、「幸せデザインワークショップ～ウェルビーイング経営の実現～」を開催しました。

このワークショップには、近畿管内の地域未来牽引企業12社の経営者と総務人事担当者計19名が参加。ウェルビーイング経営の実践に向けた熱意と活発な意見交換が飛び交い、大盛況のうちに幕を閉じました。

ウェルビーイング経営の重要性と商工中金の独自サービス

ワークショップの第一部では、商工中金経営企画部未来デザイン室より、ウェルビーイング経営の重要性と、同社が提供する「幸せデザインサーベイ」についてセミナーが行われました。

「幸せデザインサーベイ」は、組織の幸せを可視化するサービスとして、2020年8月から提供されています。従業員の幸福度や働きがいを数値化することで、企業の持続的な成長を支援することを目的としています。

ウェルビーイング経営を実践する企業の事例発表

続いて、ウェルビーイング経営を実践している地域未来牽引企業2社、大塚産業マテリアル株式会社と能勢鋼材株式会社が、自社の取り組みを発表しました。

大塚産業マテリアル株式会社からは、経営者目線で、従業員のワークライフバランスを重視した人事制度や、働きがいのある職場環境づくりへの取り組みが紹介されました。

一方、能勢鋼材株式会社からは、総務人事担当者目線で、従業員の健康増進のための施策や、コミュニケーション活性化に向けた取り組みについて発表がありました。

参加者同士で意見交換！活発な議論が展開

第一部の最後は、参加者を経営者と担当者に分けて、「幸せデザインワークショップ」が開催されました。

各テーブルでは、自社の現状と理想とする未来像を書き出し、参加者同士で意見交換を行いました。活発な議論が展開され、参加者同士の距離が縮まりました。

第二部では、引き続き、経営者と担当者テーブルに分かれて座談会を実施。大塚産業マテリアル株式会社と能勢鋼材株式会社の発表内容に関する質問や、自社のウェルビーイング向上に向けた取り組み、悩みなどを共有しました。

参加者から高い満足度

ワークショップ後には、参加者から「自社のウェルビーイング向上に前向きな方々と交流できて、大変勉強になった」「他社の取り組みや事例、その効果を聞くことができて良かった」「従業員幸福度の重要性を理解した」「女性同士でも盛り上がって、楽しく充実した時間を過ごせた」「悩みを共有できた」といった喜びの声が多数寄せられました。

イベント概要

・日時：令和6年7月3日（水）13：30～17：00

・場所：colormari（株式会社スマートバリュー）
大阪市中央区道修町三丁目6番1号京阪神御堂筋ビル7階

・参加者：12社・19名（経営者・総務人事担当者）

・主催：近畿経済産業局

・協力：株式会社商工組合中央金庫

参加企業

事例発表・座談会メンター企業

大塚産業マテリアル株式会社
能勢鋼材株式会社

参加企業

株式会社カサタニ
旭光精工株式会社
株式会社クロセ
株式会社センカ
株式会社東豊精工
東洋ナッツ食品株式会社
株式会社西村製作所
日本ワヰコ株式会社
兵神装備株式会社
モアコスメティクス株式会社

注釈

地域未来牽引企業について

経済産業省が、地域経済への影響力が大きく、成長性が見込まれる企業として選定。全国4,730社、近畿管内798社が選定されています。

幸せデザインサーベイについて

商工中金が提供する、組織の幸せを可視化するサービス。2020年8月から提供開始され、ウェルビーイングアワード2024「モノ・サービス部門」でGold賞を受賞しています。