第7回医療政策セミナーのご案内
2024年11月13日、水曜日の午後6時から8時まで行われる第7回医療政策セミナーは、一般社団法人新時代戦略研究所の理事長である梅田一郎先生を講師に迎え、「どうしたら患者や市民の声がもっと政策に反映されるか」というテーマで開催されます。これは、医療政策の改善に向けた重要な取り組みであり、多くの人々がその内容について関心を寄せています。
セミナーの背景
最近、日本国内の医療政策において、市民や患者の参画が重視されるようになりました。国や自治体は、医療関係の審議会や委員会に患者や市民の参加を求めていますが、実際にはその参加率は依然低い状況にあります。これは、労働組合などの代表者が多くの枠を占め、患者や市民の意見が十分に反映されていないことにつながっています。
特に、専門的な知識や経験を有する委員が多い環境では、患者一人が参加しても、自分の意見を表現しづらいという問題もあります。欧米の一部の国では、医療委員会に二人以上の患者が参加することが義務付けられており、また事前に学ぶ機会も設けられています。日本でもこうした条件を整えることが求められています。
日本の患者会の現状
日本の患者会に関しては、多くが当事者やその家族のみで構成され、人手や資金が不足しているのが実情です。国や自治体に対して要望を持っていても、声を届ける手段が分からなかったり、活動にかける時間的余裕がないという課題があります。このセミナーでは、こうした問題をどのように解決できるかを共に考えたいと思います。
セミナーの参加について
このセミナーは、Ji4pe会員にとっては参加費が無料で、非会員の方は3,300円の参加費がかかります。ただし、初回参加時に入会申請が承認された場合、次回以降は会員として参加費が無料になります。参加を希望される方は、以下のリンクから事前に申し込んでください。
事前申込はこちら
参加者には、当日のアクセスURLが事前にお知らせされます。患者や市民の声がより政策に反映される社会づくりに向けて、一緒にの取り組んでいければと考えています。ぜひご参加ください。