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増田桐箱店初の展覧会「増田桐箱展2018」

株式会社増田桐箱店は、1929年の創業以来、桐箱の製造に特化して活動してきました。この度、彼らの初の東京での個展「増田桐箱展2018」が、代官山にあるMONKEY GALLERYにて開催されます。開催期間は2018年9月3日から9月8日までの一週間。ここでは、桐箱や桐製品の魅力を幅広く紹介し、訪れる人々にその美しさと機能性を体感してもらうことを目的としています。

増田桐箱店のこれまでの歩み

増田桐箱店は、福岡県に本社を置き、長い歴史を持つ企業です。創業者である曽祖父の増田末吉が広島で修行を重ね、福岡で「増田末吉桐箱店」を立ち上げました。以降、代々受け継がれた技術と情熱で、国内外に桐箱の製造と販売を展開してきました。その中には、美術品用や博物館向けのスペシャルな桐箱から、贈答品として人気の高い量産型の桐箱まで、多岐にわたります。

特に、桐製の米びつは、消費者からの支持を受けて、年間約8,000個も売れ続け、定番商品の地位を確立しました。また、最近ではデザイナーとのコラボレーションを通じて、現代的なデザインの桐製品も展開しています。

「増田桐箱展2018」の見どころ

展覧会の特徴といえば、まずその新商品の発表です。今回は、収納に特化したスライドタイプのティッシュケースや、おしゃれなカトラリーボックスなど、実用的でありながらデザイン性も兼ね備えた製品群が紹介されます。また、訪問者へ桐の素材が持つ特性や、桐箱の良さを直接伝える貴重な機会でもあります。

特に代官山というエリアは、多くの外国人観光客が訪れる場所でもあるため、海外へ向けた新たな販路の開拓にも期待が寄せられています。

交通アクセスとその他

開催場所は東京都渋谷区猿楽町12-8、アクセスは代官山駅から徒歩約5分の距離に位置しています。開催時間は日中10時から19時まで、最終日は16時30分までとなっていますので、参加予定の方はあらかじめスケジュールを確認しましょう。

桐箱の伝統的な魅力と新しいスタイルを同時に楽しむことができる「増田桐箱展2018」。このイベントは、ただの展覧会ではなく、桐の文化を深く理解するための素晴らしい機会です。ぜひ足を運んで、その魅力を肌で感じてください。

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