株式会社モリサワがAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を採用しました。これにより、法務部門の業務を効率化し、契約審査業務の改善に取り組む姿勢が浮き彫りになっています。以下で、導入の背景や期待されるメリットについて詳しくご紹介します。
背景と選定理由
法務業務は企業にとって非常に重要な役割を果たしています。株式会社モリサワでは、特に契約審査業務の重要性が増大する中、業務の効率化と品質維持の両立が大きな課題となっていました。そのため、多様な法務業務に取り組むためには、定型的な業務の自動化が不可欠と認識されていました。
「LegalOn Cloud」は、スピードと精度を兼ね備えた業務自動化を可能にするために開発されたAIプラットフォームで、従来の審査業務にかかる多くの工数を削減し、法務担当者が新たな業務により注力できる環境を提供します。
導入後の期待
今後、AI技術は進化し続ける一方で、社内外のリスクマネジメントにおいては法務担当者の専門知識や経験が欠かせません。このことを認識した上で、株式会社モリサワは「LegalOn Cloud」を活用し、契約リスクの発見能力や人材育成の向上を図る方針です。また、法務業務全体の品質向上や効率化にもつながることが期待されています。
AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」について
「LegalOn Cloud」は、企業法務のための新しいAIテクノロジーを搭載しています。お客様は、自社の法務体制に応じた様々な機能を一つのプラットフォーム上で自由に構築して利用でき、業務のスマート化を実現できます。また、自然に知識が蓄積されていき、AIが必要な情報をレコメンドするといった革新的なナレッジマネジメント機能も備えています。
企業情報
株式会社モリサワは1948年に設立され、フォント事業、ソフトウェア事業、ソリューション事業を営んでいます。多彩なフォントと組版技術で情報を支え、DTPシステムやCTPシステムの販売も行っています。本社は大阪市に位置し、347名の従業員が在籍しています。
株式会社LegalOn Technologiesは2017年に設立されたリーガルAI企業で、AIを搭載したリーガルテックサービスの開発に注力してきました。現在、多くの企業に「LegalOn Cloud」を提供し、法務業務を全方位でサポートしています。
さいごに
「LegalOn Cloud」の導入により、株式会社モリサワはより効率的で成果の高い法務業務を実現しようとしています。双方の取り組みがどのように進化していくのか、今後の展開に注目です。