北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」開催のお知らせ
北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」が2021年9月10日から10月24日まで開催されます。このイベントでは、工芸の新たな可能性と美しさをテーマにした特別展が盛り込まれ、工芸と現代アートの融合を体感できる内容となっています。
イベントの概要
会期と会場
「GO FOR KOGEI 2021」は、富山県、石川県、福井県の歴史的建造物を舞台に、特別展Ⅰと特別展Ⅱに分かれて展開されます。特別展Ⅰは、工芸、現代アート、アール・ブリュットなどが共演する内容で、勝興寺や那谷寺、大瀧神社・岡太神社といった重要文化財で作品が展示されます。一方、特別展Ⅱでは、デザインにフォーカスした新しいプロダクトが展開されます。
- 【会場】 競技の美しさを追求した展示会で、地域の伝統的工芸品を中心に、若手から実力派のアーティスト20名が参加します。
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会場時間: 9:00~16:00(勝興寺は9:15~)
- 【会場】 sklo、Noeticaなど金沢市内の会場で開催。11:00から19:00まで。
チケット情報
共通パスポートは当日3,000円、前売り券は2,500円で、5会場の入場が可能です。各展示会場ごとに異なる入場料金も設定されていますので、訪れる際は事前に確認してください。
展覧会の特徴
特別展Ⅰ
特別展Ⅰでは、工芸の未来を見据えた新しい表現方法や技術が紹介されます。キュレーターには東京藝術大学の名誉教授・秋元雄史氏が迎えられ、歴史的建築物の空間に組み込まれた作品が展示されます。
全体で20名のアーティストが参加し、工芸と現代アートの境界を越えた作品を展開。場所の文化や歴史も感じながら、参加者は新しい視点を得られるでしょう。
特別展Ⅱ
特別展Ⅱでは、13名のディレクターが工芸作家とコラボレーションし、新たな生活様式を提案します。ここでは商品化を見据えたプロトタイプの展示や、実際の制作プロセスを辿るドキュメンテーションも行われます。
デザインと工芸がどのように交わるかを探り、時代に即した新しい生活道具が生み出される過程を見ることができるため、訪問者は創造のプロセスを楽しむことができます。
公式WEBサイトと特典情報
イベントに関する詳細やチケットの購入は、公式WEBサイト(
GO FOR KOGEI)をご覧ください。また、共通パスポートにはイベントのオープニングイベント配信視聴特典やスタンプラリー参加特典もあります。
この「GO FOR KOGEI 2021」を通じて、未来の工芸やデザインに対する新たな理解と愛着を育てる機会をぜひお楽しみください。