ACP啓発ソング「届け、想い」リリース！介護の質向上を目指す

ACP啓発ソング「届け、想い」のリリース

一般社団法人全国介護支援協会は、厚生労働省が進めるアドバンス・ケア・プランニング（ACP）の普及を目的に、待望の新曲「届け、想い」を2024年11月9日にリリースします。この楽曲は、介護福祉士をはじめとする12職種の専門家が参加し、それぞれの思いや経験を込めたものです。

音楽に込めた思い

介護現場での人材不足が深刻化する中、ただ人数を増やすだけでなく、「介護の質」を向上させる重要性が問われています。「その人らしく、悔いのない人生を最期まで生き抜いてほしい」という思いから、当協会はACP啓発活動に注力しています。

ACPとは、将来の医療やケアに関する意向を本人主体で考え、周囲の人々と協力しながら意思決定を行うプロセスを指します。これは「人生会議」とも呼ばれ、厚生労働省もその普及に努めています。この楽曲は、多職種が協力して一つの目標に向かう「ACP」の理念を象徴しています。

プロジェクトの特徴

この楽曲の特筆すべき点は、介護や福祉、医療に携わる人たち自身の手によって、企画から完成までの全てを行っていることです。歌詞やメロディ、編曲、アートワークに至るまで、すべてが彼らの思いや経験から生まれています。

収録バージョン

「届け、想い」CDには、以下の12名によるバージョンが収録されています。
1. KAIGO-MAN（介護福祉士）
2. 大関美里（社会福祉士）
3. 稲垣好一（ケアマネージャー）
4. こはる（管理栄養士）
5. 寺本圭佑（理学療法士）
6. 高岡里帆（作業療法士）
7. 寺澤亜希（看護師）
8. 山本有厳（医師）
9. 坂井謙介（歯科医師）
10. 宮本友未（歯科衛生士）
11. ノッポさん（介護の熱弁家）
12. YUINA（福祉を学ぶ学生）

無料配信とイベント

この曲は、ACPの重要性を多くの人に広めるため、全国介護支援協会の公式YouTubeチャンネルで無料配信されています（YouTubeチャンネルリンク）。また、イベントやSNSでの使用も推奨されていますので、カラオケ音源もぜひチェックしてみてください。

2024年11月9日には「なごや介護の日フェア2024」に参加し、ブースでCDを配布する特典も用意しています。体験型の学びを提供するリアル謎解きゲームも企画されており、参加者が楽しみながらACPについて学べる機会が提供されます。