株式会社エアフォルク、千葉県市川市に新拠点を開設し物流拡充を図る

株式会社エアフォルク、市川に新営業所を開設

2021年3月1日、株式会社エアフォルクは千葉県市川市に新たな営業所を開設しました。この市川営業所は、同社にとって5つ目の拠点となります。

同社の本社は松戸市に位置し、東京、茨城、大阪といった地域にも営業所を展開。今回の市川市は、県内屈指の居住地区であり、約50万人の人口を抱えることから、物流需要の高まりに応えるための戦略的地点と言えます。

市川営業所の開設の背景

市川市とその周辺地域では今後の人口増加が見込まれており、軽貨物運送事業の強化が求められています。この新たな拠点開設は、エアフォルクの業務拡大や成長戦略にとって重要な一歩と位置付けられています。また、社内ドライバー110名、さらに委託ドライバーを含む500台規模の車両体制を持つエアフォルクは、ネットスーパーやEコマースの需要の高まりに応えるため、軽貨物配送業に注力しています。

ビジネス環境と軽貨物配送の重要性

近年、コロナウイルス感染症の影響で「巣ごもり消費」が広がり、軽貨物配送業界はますます重要な役割を果たすことになっています。そのため、エアフォルクは国内外の企業と地域の顧客を結びつける宅配サービスを強化し、円滑な配送を目指しています。

エアフォルクの今後のビジョン

エアフォルクは近い将来、ホールディングスへの移行を計画しています。軽貨物配送に従事するだけではなく、損害保険代理業や車両の修理・点検といった異業種にも事業を広げていくつもりです。また、配送業務の一元管理やグループ会社の設立も目指しています。

配送ドライバーの人材不足とその対応

現在、軽貨物運送業界はインターネット通販などの需要増大に伴って案件数が増加する一方で、配送ドライバーの人材不足が課題になっています。エアフォルクでは、ドライバーとしての挑戦を希望する人向けに「車両レンタル制度」を整備し、働きやすい環境を提供しています。具体的には、初月の車両レンタル費用が無料で、社会保険加入や報酬制度の充実に加え、格安ガソリンカードも支給しています。これにより、様々な障壁を取り除き、ドライバーの確保を目指しています。