HOKUTOと日本臨床腫瘍学会が業務提携
2024年8月14日、株式会社HOKUTOは公益社団法人日本臨床腫瘍学会との包括的業務提携を締結しました。この提携により、HOKUTOは9月10日から日本臨床腫瘍学会の公式アカウントの運用を開始します。このアカウントでは、学会に関するさまざまな情報や講演会の案内、ガイドラインなどを発信する予定です。
提携の背景
HOKUTOは、オンコロジーに特化した医学情報の発信に力を入れてきましたが、医師会員が10万人を超える中で、専門的かつ信頼性のある医学情報の掲載が求められています。一方で、日本臨床腫瘍学会は若手医師への情報発信の強化を課題としており、両者が手を組むことで、より有益な情報をに提供することが可能となりました。
提携による具体的な取り組み
提携後、JSMOの公式アカウントを通じて、多岐にわたる情報が提供されることが期待されています。具体的には、以下の内容が配信される予定です:
- - 学術集会、教育セミナー、市民公開講座などのイベント情報の提供
- - 診療ガイドラインや規約の出版・論文化に関するお知らせ
- - がんに関連する論文や学会報告の紹介など
日本臨床腫瘍学会の活動
日本臨床腫瘍学会は1993年に設立し、がん医療の向上を目指しています。特に薬物療法に関する偏りのない情報を提供することが、学会の大きな目的の一つです。今回の提携が、より多くの医療従事者にとって価値あるものとなることを期待します。
HOKUTOの役割
HOKUTOの代表取締役社長で医師の山下颯太氏は、今回の提携が医療従事者に最先端の情報を届ける契機であると語っています。医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO」は、医学情報の取得、保存、検索を一元化し、医療従事者が必要な情報を迅速に得ることを可能にします。
このような取り組みが、医療現場でのがん治療の質の向上や、患者アウトカムの改善に寄与することを期待しています。
HOKUTOのミッション
株式会社HOKUTOは、「より良いアウトカムを求める世界の医療従事者のために」というミッションを掲げ、医学情報の発信に努めています。HOKUTOは、医師の業務負担を軽減し、患者に対する最良の医療提供の実現を目指しています。今後の取り組みに注目が集まります。