大人のためのピアノの魅力を語るトークイベント開催！

大人のためのピアノ入門が話題に

2025年7月3日、株式会社マガジンハウスより、ジェイムズ・ローズ著、稲垣えみ子訳の『ピアノが弾けるようになる本』が全国の書店で販売開始となります。この本は、大人になってから再びピアノに挑戦したい人々に向けた、実用的かつ魅力的な内容が詰まっています。

著者のジェイムズ・ローズは、独学でピアノを学んだ異色のピアニスト。彼の指導法は、毎日2小節ずつ練習することで、6週間後にはバッハの前奏曲を弾けるようになるというものです。この“少しずつ進む”学習法は、忙しい大人にとっても実践しやすく、多くの人に新しい挑戦を促します。

また、この本の翻訳者である稲垣えみ子さんは、50歳で退職し、40年ぶりにピアノを再開した経験を持つ人物です。彼女の奮闘ぶりは、ベストセラー『老後とピアノ』で広く知られています。彼女は毎日2時間以上ピアノに向かい、その情熱は本書にも反映されています。

この度、本書の刊行記念としてトークイベントが開催されます。稲垣えみ子さんと、鈴木智彦さんの二人が登壇し、「大人のピアノ」の魅力について語り合います。鈴木智彦さんは、硬派なノンフィクション作家として知られる一方で、自らも大人のピアノ学習者です。彼の著書『ヤクザときどきピアノ』は、ABBAの「ダンシングクイーン」を弾けるようになる過程を描いており、大きな注目を集めています。

このイベントは、2025年7月22日（火）19:00から、ジュンク堂書店池袋本店で開催されます。参加者は会場での参加とオンライン視聴の両方から選ぶことができ、ピアノ初心者から経験者まで、幅広い層の人々に向けた内容になっています。

トークイベントでは、稲垣さんと鈴木さんがそれぞれの経験や学びを元に、お互いのピアノに対する情熱や思い出を語ります。そして「大人のピアノ」に関する面白さ、難しさ、奥深さについての洞察も聞けるでしょう。ピアノを愛するすべての人にこの貴重な機会をお届けしたいと思います。