デジタルと現実が融合した『メタバースときわ公園』がオープン

デジタルと現実の融合：『メタバースときわ公園』の魅力

2023年10月27日、株式会社Meta Heroesが制作した『メタバースときわ公園』が正式に公開されます。このプロジェクトは、山口県宇部市主催のイベントの一環として登場し、ゲーム『Fortnite』のプラットフォーム上で、現実のときわ公園をバーチャルに再現したものです。

ときわ公園の彫刻の丘を再現

『メタバースときわ公園』では、世界で有名な彫刻の国際コンクール「UBEビエンナーレ」が開催されるときわ公園の彫刻の丘が忠実に再現されています。ここには「第30回UBEビエンナーレ実物制作指定作品」を含む、約30点の彫刻があり、訪れる人々にリアルな彫刻をデジタル空間でも体験する機会を提供しています。

将来的には、地元のアートイベントやコンテストの応募作品も展示される計画が進行中です。例えば、「描いちゃお！うべの彫刻」や「宇部まつり」に関連するクラフト塗り絵作品も展示され、幅広いアート体験が待っています。

入室方法とリアルキャンペーン

入室方法は非常に簡単で、対応している端末（Nintendo Switch、PS4/5、Xbox、PC）に『Fortnite』をインストールするだけです。シンプルなほど多くの人が参加しやすく、また、リアルイベントとの連携も予定されています。

令和6年10月27日から12月22日まで、『メタバースときわ公園』内で5枚のコインを集めるミッションが催されます。このミッションを達成した参加者に特定のキーワードを取得する機会があり、それをときわ公園に設置されたアンケートに記入すると、20名にQUOカード（1,000円分）が抽選で当たるチャンスがあります。この取り組みにより、リアルの公園への訪問を促す形で、参加者にとっての特典が生まれています。

Meta Heroesの取り組み

株式会社Meta Heroesは、メタバースやAI技術を駆使し、社会課題の解決を目指して活動しています。2021年に設立されたこの企業は、さまざまな教育事業や地域の課題解決に取り組んでおり、2024年8月には大阪なんばにて子どもから大人までがメタバースやDX（デジタルトランスフォーメーション）を学べる教育施設「Hero Egg」を運営計画中です。ここでは次世代のヒーローたちの育成を目指しています。

夏休み等の期間には、仮想空間内での防災体験や災害対策について学ぶプログラムも提供しており、教育、医療、防災、環境問題などの広範な分野で地域社会への貢献に勤めています。