ロボットによるルームサービスが実現、ホテルサンルートプラザ新宿で新体験を提供

ロボットによるルームサービスが実現！

相鉄ホテルマネジメントとDFA Roboticsが提携し、2023年4月10日から「ホテルサンルートプラザ新宿」で運搬ロボット「KEENON W3」を導入しました。この新たな取り組みにより、効率的で快適なルームサービスが可能になり、観光客にとっても新しい体験が提供されることになります。

導入の背景

「ホテルサンルートプラザ新宿」は、JR新宿駅に近く、観光客にとって非常に便利なロケーションです。そのため、外国から訪れる観光客の利用が増えています。しかし、ホテル業界全体が人手不足や人件費の高騰に直面し、安定したサービス提供が困難になってきています。そこで、同ホテルではこの問題解決の一環として、デジタル化と自動化の推進を選びました。

W3の導入により、ホテル内の移動が自動化され、スタッフの業務負担を軽減。お客さまには最新のテクノロジーを活用したサービスを提供します。

ロボットの運用方法

具体的なルームサービスの流れは以下の通りです。まず、お客さまは客室から運搬依頼を行います。その後、1FのフロントにてスタッフがW3に運搬物を入れ、運搬指示を出します。W3は自動でエレベータに乗り、指定のフロアで自動降下。その後、お客さまの客室前に到着し、内線電話でお知らせします。お客さまはW3から運搬物を受け取り、ディスプレイの「完了」ボタンを押すと、W3は自動で帰還します。