イギリス舞台の名作が日本でファイナル上映、見逃せない2作品

イギリス舞台の名作が日本でファイナル上映

イギリスの名作を楽しめるナショナル・シアター・ライブから、重要なテーマを描いた2作品がファイナル上映されることが決まりました。多くの人々に感銘を与えるであろうこれらの作品をぜひご覧ください。

『プライマ・フェイシィ』

この作品では、性暴力の被害者である女性弁護士テッサが、自らの立場から性被害の訴えを起こすという衝撃的な物語が展開されます。彼女が法廷で闘う姿を通じて、法律の問題点や社会の不条理が浮き彫りになり、現代の視点から深く考えさせられます。これは誰もが触れるべき、大切なテーマに迫る作品です。

- 上映スケジュール:

- 東京Morc阿佐ヶ谷: 2/28〜

『ザ・モーティヴ＆ザ・キュー』

サム・メンデス監督が贈るこの演劇は、舞台製作にかかる現場の心理や、役者たちの苦悩を描いた感動的な作品です。名作『ハムレット』の製作に取り組むキャストとスタッフたちの心情が見事に表現されています。演劇の魅力を再確認させてくれる内容に仕上がっています。

- 上映スケジュール:

- 東京Morc阿佐ヶ谷: 3/7〜
- 鹿児島・ガーデンズシネマ: 3/20 （ファイナル上映）

他の注目作品について

ナショナル・シアター・ライブは、権利の関係で上映機会が限られているため、これらの作品を含む他の作品も観るチャンスが若干です。そのため、興味がある方はお早めに期限内に足を運んで、一味違った映画体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

上映ラインアップ

- 鹿児島・ガーデンズシネマ:

- 3/1: フランケンシュタイン（ジョニー・リー・ミラー版）
- 3/2: フランケンシュタイン（ベネディクト・カンバーバッチ版）
- 4/13, 4/19: ナイ～国民保険サービスの父～

- 徳島 ufotable CINEMA:

- 3/15, 3/16: フリーバッグ

新作情報: 『真面目が肝心』

来る2025年には新作『真面目が肝心』の劇場公開が予定されています。オスカー・ワイルドの作品を原作に、マックス・ウェブスターが演出を手掛けるこの作品は、超真面目な人たちに贈る笑いに満ちたコメディ。

- 上映日: 4/11(金)から、TOHOシネマズ日本橋で公開予定です。

ストーリーは、田舎の規律を守る後見人ジャックと、自由を求めるアルジャーノンが、2人の魅力的な女性との関係に苦悩する様子を描いています。彼らは、自らの嘘がもたらすトラブルに立ち向かうことになるのです。

この機会を逃さず、ぜひ劇場でご覧ください！

日本公式HP: NTLive
配給会社: カルチャヴィル合同会社