『MOTHER2のひみつ。』展の開催と新刊情報
1984年、任天堂から発売されたスーパーファミコン™対応ゲーム『MOTHER2 ギーグの逆襲』。このゲームは、深いストーリーと独特のキャラクターで多くのファンを惹きつけ、2024年には30周年を迎えます。それを記念して、渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で特別展『MOTHER2のひみつ。』が開催され、ファンたちは貴重な開発資料や手書きの原稿を目にする機会を得ました。
展覧会では、作品の制作過程を知るための数々の資料が展示され、訪れた人々は当時のクリエイティブな想いに触れました。かつての開発チームがどのようにしてこの傑作を生み出したのか、その背後にある情熱や苦悩、そしてチームの絆を知ることができる内容となっていました。特に、糸井重里が語る開発当時のエピソードは、多くの人の心に響いたことでしょう。
新刊『MOTHER2のひみつ。』
この展覧会の興奮をそのままに、2024年11月27日(水)に太田出版から刊行される『MOTHER2のひみつ。』は、作品の30周年を記念した特別な書籍です。この書籍には、展覧会で公開された資料以外にも、開発当時の思い出や制作の背景が詰まったインタビューや座談会が収載されています。
書籍の特徴として、糸井重里のインタビューが挙げられます。彼は、制作当時の思い出やメンバーとのチームワークについて語り、その中で感じた喜びや苦労を惜しみなくシェアしています。また、開発に携わった大山功一さん、戸田昭吾さん、丸田康司さんによる座談会では、北米版『EarthBound™』に関連した秘話や『MOTHER2』の中で特に印象に残ったシーンなど、ファン必見の内容が展開されます。
連載企画「本におさまらなかったこぼれ話。」
さらに、書籍の刊行に合わせて「ほぼ日MOTHERプロジェクト」では、連載企画「本におさまらなかったこぼれ話。」を開始します。その第一回目では糸井重里のインタビューが公開され、次回以降は開発者たちの座談会が続く予定です。特に、これまで語られることのなかった裏話は、ファンにはたまらない情報となるでしょう。
展覧会の詳細と書籍の入手方法
『MOTHER2のひみつ。』展は、貴重な開発資料が展示されるだけでなく、再訪する価値のある内容でした。開発に関わった人々のリアルな体験や心の声を知ることで、ゲームへの愛情は一層深まります。
書籍『MOTHER2のひみつ。』は、オールカラーで320ページの内容となっており、価格は6,600円。ISBNは978-4-7783-1953-3です。オンラインショップ「MOTHERのおみせ」では、発売と同時に販売が開始されるため、興味のある方はぜひチェックしてください。
この『MOTHER2のひみつ。』と展覧会が持つ魅力を通じて、多くの人々が心温まる思い出や新たな発見を得られることでしょう。今後も展覧会や書籍を通じてこの作品を楽しむことができる機会が増えることを願っています。