東京ヴェルディホッケーチーム、サステナブルな試合プログラムを採用

東京ヴェルディホッケーチーム、サステナブルなマッチデープログラムを導入

東京ヴェルディホッケーチームは、新たな試みとして、ホームゲームおよび大阪会場での試合において、サステナブルなマッチデープログラムを採用することを発表しました。これにより、環境に優しい印刷物がファンに配布されることになります。この取り組みは、モリト株式会社のグループ企業である株式会社マテックスから提供されるリサイクルペーパー「ASUKAMI®（アスカミ）」を使用します。

ASUKAMI®とはどのようなものか？

ASUKAMI®は、アパレル業界から発生する廃棄物や裁断ロス生地を再生した混抄紙です。この製品は、従来の紙再生技術では再利用が難しい化学繊維も処理可能であり、環境に配慮した高品質な紙を実現しています。これにより、東京ヴェルディホッケーチームはただの試合プログラムではなく、持続可能な未来に向けた意識変革の一環として位置づけているのです。

環境意識を高める取り組み

東京ヴェルディホッケーチームでは、スポーツの社会的影響力を活かし、地域社会と共に持続可能な未来を築くことを目指しています。これまでも、地元での清掃活動やリサイクル素材を活用したユニフォームの製作、そしてモリト株式会社が実施している海岸清掃活動への選手の参加など、多様な環境取り組みを行ってきました。

ASUKAMI®の導入は、その一環として、試合観戦を通じて環境意識を高めるきっかけになることが期待されています。さらに、デジタルと紙の配布の組み合わせにより、ファン層の多様性を踏まえ、必要な部数の適正化にも配慮しています。

企業パートナーとの協力

今後も東京ヴェルディホッケーチームは、企業パートナーとの積極的な協力を通じて、サステナブルな社会の実現に向けて努力していく方針です。この理念に共感する企業との連携を強化し、一緒に持続可能な未来に向けた取り組みを進めていくことが重要だと考えています。

チームのメッセージ

ホッケーチームのコメントによると、「試合観戦を通じてホッケーの面白さだけでなく、環境への取り組みにも目を向けてもらう機会を提供したい」とのことです。このような意識変革のきっかけを提供することで、チームとファン、さらには地域社会が共に成長していくことを願っているといいます。

サステナビリティの道のり

モリト株式会社は、このようなサステナブルな取り組みが多くの方に広まることを期待しています。地域の廃棄物問題や海洋ゴミの問題を知っていただくための取り組みが、SDGsが当たり前となる社会の実現に向けての一助となることを願っています。これからも、東京ヴェルディホッケーチームと共に、環境問題に真摯に取り組む姿勢を続けていくことを誓っています。